ランドリーお役立コラム

コインランドリーでジェルボール洗剤はOK?注意点を解説!

2021年7月23日
ランドリー利用について
ジェルボール洗剤の写真

近年、よく耳にするようになった「ジェルボール」。 

新たな洗剤の一種だということは知っているけど、実際に使ってみたことはない、という人もいると思います。 

ジェルボールとはいったいどのようなものか。そして、コインランドリーにて使用することはできるのか? 

ここでは、ジェルボールについてお伝えします。

ジェルボールとは

ジェルボールとは、特殊な膜で洗い落とす成分を包み込んだボール状の洗剤。 

指でつまんで、洗濯機に入れるだけでとても便利。 

粉でも液体でもない新たな洗剤として、今注目を浴びています。 

ジェルボールには金属封鎖剤(キレート剤)というものが含まれており、これが水中の金属イオンを遮断し、泡立ちを促進してくれるのです。 

ジェルボールは1回分の洗剤量が決まっているため、計量の手間がいらないのもメリット。 

ふだん洗濯に慣れていない人でも、つまんで入れるだけで洗濯ができるので、失敗がないと喜ばれています。 

ただし、分量が決まっている分、少量の洗濯物のたびにジェルボールを使うと、コストパフォーマンスが落ちてしまうことも。 

ジェルボールを使用する際は、ある程度の洗濯量があるときをおすすめします。 

ジェルボールの種類と選び方

ジェルボールには主に以下の種類があります。

  • 標準タイプ:通常の洗濯物全般に対応
  • 柔軟剤入り:洗剤と柔軟剤が一体型
  • 漂白剤入り:白物用や汚れ落とし強化タイプ
  • 香り付き:様々な香りを楽しめるタイプ

選び方のポイント

  1. 洗濯物の種類に合わせる
  2. 香りの好みを考慮
  3. コスパを比較
  4. 溶け残りしにくい製品を選ぶ

ジェルボールのメリット・デメリット

メリット

  • 計量不要で使用簡単
  • こぼれる心配なし
  • 高い洗浄力

デメリット

  • 通常の液体洗剤より割高
  • 少量洗濯での使用は非効率
  • 高温で溶けやすい
  • 子供の誤飲に注意が必要

使用量の目安

洗濯物の量別使用目安

  • 2kg以下:1個
  • 2-4kg:1-2個
  • 4-6kg:2個
  • 6kg以上:2-3個

コインランドリーでジェルボールは使ってもいいの?

基本的に、コインランドリーの洗剤は自動で投入されます。 

そのため、わざわざジェルボールを持っていく必要はありません。 

しかし、たまに古いタイプなどの理由で、自動投入しない洗濯機もあります。 

その場合は、ジェルボールを使用するのもいいでしょう。 

ジェルボールは計量いらずでお手軽ですし、持ち運びも簡単です。 

しかしビニールなどに入れるとジェルボールが破けてしまう恐れがあるため、プラスチックケースの利用をおすすめします。 

ご自宅でのジェルボールの使用手順

ジェルボールを正しく使用することで、効果的な洗浄が可能になります。以下の手順を参考にしてください。

1.洗濯機のタイプを確認

ジェルボールはドラム式・縦型洗濯機のどちらにも使用できますが、手動で洗剤を投入できるタイプの洗濯機でのみ使用してください。

2.洗濯物を入れる前にジェルボールを投入

ジェルボールは洗濯物の上ではなく、直接洗濯槽の底に置きましょう。衣類の間に挟まると、溶け残る可能性があります。

3.適温(30度前後)を選択

ジェルボールは30度前後の水温で最も効果を発揮します。水温が低すぎると溶け残りの原因になるため、冬場などはぬるま湯設定を推奨します。

4.洗濯物を入れて洗濯を開始

洗濯機に適量の衣類を入れ、通常の洗濯コースで運転してください。少量の洗濯物にジェルボールを使用するとコストパフォーマンスが低くなるため、適量を意識しましょう。

注意すべき洗濯物の種類

ジェルボールは強力な洗浄力を持つため、以下のようなデリケートな衣類には使用を控えることをおすすめします。

  • デリケート素材(シルク・レースなど)
  • 高級衣類
  • 革製品
  • 毛皮
  • 和服

トラブル防止のポイント

  1. 溶け残り防止:水温設定に注意
  2. 衣類の破損防止:ネット使用
  3. シミ防止:直接衣類に触れないよう注意
  4. 保管方法:高温多湿を避ける

よくある質問

Q:高温の洗濯でも使える?
A:40度以上は避けましょう。溶け残りの原因になります。

Q:柔軟剤と併用できる?
A:可能ですが、柔軟剤入りタイプなら不要です。

Q:漂白剤と一緒に使える?
A:基本的に避けましょう。製品によって成分が反応する可能性があります。

代替洗剤の選択肢

液体洗剤:計量可能で経済的。ただし持ち運びがやや不便。

粉末洗剤:コスパが良いが、溶けにくい場合がある。

洗剤シート:持ち運び便利だが、やや割高。

洗剤ボール:ジェルボールに似た形状だが、粉末が固形化されているため溶けにくいことも。

ナチュラル洗剤:環境に優しいが、洗浄力はやや弱め。

まとめ

最近よく耳にするようになったジェルボール。 

今までとは異なる構造で、申し分のない洗浄力を誇ります。 

ただし、コインランドリーでは洗剤の自動投入機能があることが多いため、使用の可否を事前に確認しましょう。

ピエロでも、ご自身でお持ちいただいた洗剤・柔軟剤のご使用はご遠慮いただいております。

また、ジェルボールは手軽で便利な洗剤ですが、使用する際は適切な手順を守ることが大切です。

ご自宅の洗濯では、ジェルボールを利用してみるのもいいと思います。

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