コインランドリーでお布団の「丸洗い&乾燥」の選択肢
一般家庭の洗濯機では薄がけ程度なら洗濯可能ですが、布団となるとほとんど無理。よほど大きな洗濯機でないとご家庭で布団を洗うことはできません。
布団をきれいにしたいときは、クリーニング屋さんにお願い──というのが一般的ではないでしょうか。
わが家も以前はそうでした。
季節の変わり目に布団を入れかえるとき。
あるいは、お泊まりのお客さんが来る予定があるので、押入れに仕舞ってあった布団を使うとき。
クリーニング屋さんは洗濯のプロフェッショナルだから、どんなお布団でも安心しておまかせできます。しかし、わが家がよく使っているクリーニング屋さんに布団クリーニングを依頼するとそれなりに日にちがかかってしまいます。
衣類であれば朝に出せば夕方には仕上がるのですが、布団の場合は2〜3日はかかっていたように思います。
中綿が真綿や羊毛100%の布団だったり、生地がシルクだったりするデリケートな高級布団であればまだしも、どこのご家庭でも使っているようなポリエステルや綿混合が入っているキルティング加工のごくごく普通のお布団です。
それでもお布団は嵩がありますから、2、3日というのは平均的な日数なのかもしれないと納得でした。
しかし、羽毛布団だけは3日どころか、1ヵ月近くかかっていたのです。
クリーニング屋さんにどうして日数がかかるのたずねたところ、なんでも羽毛布団だけは専門の業者さんに外注するからとのことでした。
いずれにしてもプロが洗ってくれるのだから問題はないのですが、あるときなどは仕上がり日に間に合わず、三日後にその外注業者さんがお詫びがてら自宅まで届けてくれたこともありました。
そんなことがあったから、最近では布団のクリーニングを頼まなくなったというわけではありません。
そうなんです。
布団洗いはコインランドリーに限るというか、手軽で便利であることに気づいたからでした。
ウン十万円もするようなお布団であれば、やはりプロにおまかせしたいところです。けれど、わが家のお布団は羽毛布団を含めてすべて普通のお布団。であれば、コインランドリーで十分。
ですが、たかがコインランドリー、されどコインランドリー──と、思ってしまいました。
理由は簡単。
一日どころか2、3時間ほどでお布団の丸洗いと乾燥が完了。
急なお客さまがいらっしゃるときでも、ふわふわの仕上がりになります。
さらに理由はもう一つあります。
ポイントは「乾燥機」です。
コインランドリーの乾燥機は業務用ですから、とてもパワーがあります。
でなければ、お布団のような大きな洗濯物を短時間で乾かすことはできません。
もちろんのこと、掛け布団だけではなく敷布団もしっかりと乾かすことができるのです。
では、どうしてパワフルな乾燥機がいいのでしょうか。
そもそも、どうしてお布団を洗うのか?
お洋服と同じように汚れを落とすことにあります。
お布団は汗を吸い込むだけでなく、皮脂もこびりついてしまいます。知らないうちにホコリだけではない汚れ具合が強くなってしまうものです。
長期間、押入れなどに収納しておくと、どうしてもイヤなニオイがついてしまいます。ニオイの原因の一つになるのが、お布団についてしまった皮脂などの汚れが酸化してしまうからです。
布団を天日干ししたり、布団クリーナーを使ったりして、お布団を清潔に保っているご家庭も多いと思います。しかし、天日干しで湿気を乾かし、布団叩きでホコリを取り除いても、こびりついた汚れまではキレイになりません。クリーナーを使っても、中綿まで十分に掃除することはできないものです。
その点、コインランドリーの洗濯機はお布団を丸洗いできます。しかも、強力な業務用の乾燥機とセットで使えば、丸洗いしてすぐに乾燥させることができます。
これって、とても重要なポイントなんです。
普通の洗濯物でもそうですが、生乾きのまま時間を置くとニオイが気になってしまいます。お布団も同じです。
その点、コインランドリーを利用すれば、短時間で丸洗いと乾燥まで一気に仕上げることができるというわけです。
そしてなによりも、乾燥機の熱風によって布団の奥深くに潜んでいるかもしれないダニ退治が期待できます。ダニやその死骸はアレルギー疾患の一因になるハウスダストに数えられるものです。
コインランドリーで丸洗いと乾燥機を利用すれば、ダニの心配もグーンと少なくなるはず。想像したくはありませんが、お布団はダニの巣窟ともいわれているほどなんです。
アレルギー疾患を抱えているご家族がいらっしゃるのであれば、なおのこと頻繁にお布団のお洗濯をおすすめします。
常にふわふわでキレイなお布団にしておく理由はもう一つ。
人間というものは、一日の約4分の1は眠っています。
快適なお布団で眠るということは快眠にもつながり、心と体の健康に悪いはずがありません。
ここで改めてコインランドリーでお布団を丸洗いしたり、乾燥させたりするときの留意点。
まずはお布団のタグをチェックし、洗濯マークが付いているかどうかを確認しましょう。また、手洗いの表示がある羽毛布団や化繊布団は、基本的に洗うことができます。ただし、羽毛布団などはキルティング加工されていないと洗えないことがありますので要注意です。
布団の生地や中綿など素材によってコインランドリーで洗えるものと洗えないものがありますので、必ず事前にチェックするようにしてください。
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