ランドリーお役立コラム

家庭用洗濯機とコインランドリーのコスパを徹底比較

2021年10月25日
コスト・節約
ランドリー利用について
コスパ

洗濯機を買うのとコインランドリーを利用するのは、どちらのコスパが高いかご存じですか?
お引越し前や一人暮らしを始める場合など、洗濯機を買うか買わないかで悩まれる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、コインランドリーを利用する場合と、洗濯機を購入する場合でどちらのコスパが高いのか解説します。
それぞれのメリット・デメリットやランニングコストから、コスパの高さを比較していきましょう。

 

コインランドリーvs家庭用洗濯機!コスパが高いのはどっち?

コスパとは、コストパフォーマンスの略語で費用対効果のことです。
少ないコスト(費用)で高いパフォーマンス(効果)が得られると「コスパが高い」と表現します。
この場におけるコストとは、金銭・時間・労力・精神的な負担も含み、パフォーマンスには結果・経験・味・性能などの表現を含みます。

コインランドリーと洗濯機のコスパの高さは、費用と手間の2つの観点から比較することができます。また、使用する期間の長さでコスパの高さは変わります。
それでは、まず費用の観点からコスパを比較してみましょう。

 

費用から見るコスパの比較

費用に関しては、おおよそ1年以内であれば、コインランドリーを使用したほうがコスパは高いです。
2年目に入ると、洗濯にかかる費用が逆転し、コインランドリーより洗濯機の方がコスパは高くなります
当然、洗濯機の購入価格やコインランドリーの使用頻度次第で前後しますが、1年間を目安として考えると分かりやすいです。

 

手間から見るコスパの比較

手間に関しては、洗濯機を購入すると外出の必要がなくなるため、コインランドリーよりコスパが高いと言えるでしょう。
コインランドリーの場合、雨や雪などの天気によって外出しにくくなることも考えられます。

しかし、コインランドリーであれば悪天候でも関係なく洗濯することができます
また、コインランドリーには家庭用よりも大きな洗濯機が用意されていることがほとんどです。
コインランドリーの利用頻度を減らして、一度にまとめて洗濯することで、コスパを上げることができます

以上のことから、使用する期間の長さを基準にコスパの高さを判断いただくことをおすすめします。

 

家庭用洗濯機のコストパフォーマンス

コスパに関しては知ることができましたが、まだどっちを選択するかの情報は不十分ですよね。
そこで、洗濯機を購入した時のメリット・デメリット・ランニングコストを詳しく解説します。

 

メリット

洗濯機を使う一番のメリットは外出する必要がないことでしょう。
洗濯機をベランダか屋内に設置することがほとんどであるため、移動の時間がかかりません。

また、洗濯1回あたりの費用を安くすませることができます。
洗濯機は洗濯1回につき約30~40円がかかります。コインランドリーでは、洗濯1回につき約300~400円かかるため、10分の1ほどの金額で洗濯することができます。

 

デメリット

一番のデメリットとしては、干す手間がかかることではないでしょうか。
ご家庭によっては部屋干ししかできない場合もあり、生乾きのにおいが気になることもあります。

家庭用洗濯機は、最大でも12㎏(洗濯容量)と小さいものも多いので、洗濯物の量が多い場合、数回に分ける必要がある点もデメリットになります。
家族の人数が多かったり、洗濯物がたまっていたりした場合には一度の洗濯で終わらない場合があります。

 

ランニングコスト

洗濯機は前述の通り、1回の洗濯に約30~40円かかります。
仮に3日に1回洗濯をする場合の費用の相場は以下の通りです。
1か月にかかる費用は「10回×30~40円=300~400円」ほどで、
1年間にかかる費用は「12か月×300~400円=3,600~4,800円」ほどです。

また、家庭用洗濯機の本体価格を30,000円とすると、1年間で約33,600円、2年間で約37,200円、5年間で約48,000円が洗濯にかかる費用となります。

 

家庭用洗濯機の購入が向いている人

いままでの情報から、コインランドリーよりも洗濯機を購入したほうが良い人は以下のような人でしょう。

  • 今の自宅に1年以上暮らす予定がある人
  • 洗濯にかかる費用をおさえたい人
  • 自分の好きな時間に洗濯をしたい人

好きな時間に洗濯をしたい場合は洗濯機を買うことがおすすめですが、深夜に使用するのは音が心配という方もいるかと思います。
その場合は、店まで行く手間はかかりますが、24時間営業しているコインランドリーを利用するのもいいでしょう。

 

コインランドリーのコストパフォーマンス

次は、コインランドリーを使い続ける場合のメリット・デメリット・ランニングコストを詳しく解説します。
ぜひ洗濯機との違いを確認してください。

 

メリット

コインランドリーを利用するメリットは、一度で大量の洗濯物を洗濯できることです。
コインランドリーには家庭用より大きい洗濯機が多いため、一度にまとめて多くの洗濯物を洗濯することができます。一度にまとめて洗濯することで、コスパを上げることにもつながります。
詳しくはコインランドリーにある洗濯機の洗濯容量の種類の記事をご覧ください。

また、自宅では洗えないような大きな枕や布団などを洗うことができるのもメリットでしょう。
洗濯機を持っている人でもコインランドリーを使用することになるので、そういう意味では手間が少なくなります。

さらに、コインランドリーは洗濯から乾燥までできます。
そのため干す必要がなく、天気や気温に左右されず、すぐ乾かせます。
洗った服を干さずに着られるのは大きなメリットです。

洗濯から乾燥までできることがメリットと言いましたが、逆にコインランドリーでは洗濯機だけ、乾燥機だけの利用もできます。
コインランドリーで洗濯してから自宅で干しても良いですし、自宅で洗濯した物をコインランドリーで乾燥だけさせても良いでしょう。
急ぎの洗濯物がある場合には、洗濯は自宅で行い、乾燥はコインランドリーの乾燥機を使えば時短に繋がります。

詳しくは、コインランドリーで乾燥機だけ使うのはOK?で紹介しているので、知りたいという方はぜひご覧ください。

 

デメリット

コインランドリーを利用するデメリットは、洗濯1回あたりの費用が高いことでしょう。
洗濯1回につき300~400円がかかります。また、大きな洗濯機を使ったり、乾燥機を使う回数が増えたりするとさらに費用がかかります。

さらに、店舗まで行く必要があることもデメリットでしょう。
洗濯をするためには店舗まで行かなければならず、時間がかかります。自宅から店舗までが離れていれば離れているほどコスパが低いといえます。
また、店舗までの移動の際に天気が荒れていると、移動も大変です。

コインランドリーは他の利用者もいるため、洗濯機が開いていないときは待つ必要があります。
この場合は前の人の洗濯や乾燥が終わるのを待つ必要があり、希望通りの時間に洗濯が始められません。この点もデメリットと言えるでしょう。

 

ランニングコスト

コインランドリーで1回の洗濯にかかる費用は、洗濯機300円と乾燥機10分100円の合計400円程度です。
容量の多い洗濯機を選ぶ場合や乾燥時間が10分で足りない場合はもう少し費用が上がりますが、一番価格が低い想定で計算します。

仮に、週に1回洗濯をする場合の費用の相場は以下のようになります。
1か月にかかる費用は「4回×400円=1,600円」ほどで、
1年間にかかる費用は「12か月×1,600円=19,200円」ほどです。

洗濯機と比べてランニングコストは2~3倍かかる計算です。
コインランドリーを使い続けると、1年間で約19,200円、2年間で約38,400円、5年間で約96,000円が洗濯にかかる費用となります。

 

コインランドリーの利用が向いている人

いままでの情報から、洗濯機よりもコインランドリーを利用したほうが良い人は以下のような人でしょう。

  • 1年程で引っ越すことが分かっている人
  • 一度にまとめて洗濯をしたい人
  • コインランドリーと自宅の距離が近く、移動が苦ではない人

引っ越す際に洗濯機はどうしてもかさばるものになるので、引っ越し屋に頼むお金を考えると1年程度で引っ越す目途がある場合は洗濯機を購入するのはやめておいたほうがいいかもしれません。

 

コスパの高さは状況次第で変わる

いかがでしたでしょうか。
今回、洗濯機の購入とコインランドリーのコスパを比較しました。
その結果、短期的に見たらコインランドリーの方がコスパは高いですが、長期的に見たら洗濯機を購入したほうがコスパは高いことが分かりました。

しかし、枕や毛布などの大きすぎて自宅で洗えないものや、すぐに乾かして使いたい洗濯物があったりしたときはコインランドリーの利用がおすすめです。
結論、洗濯機かコインランドリーの片方だけを使い続けるのではなく、状況に応じた使い分けをすることがコスパを高める秘訣となるでしょう。

 

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