ランドリーお役立コラム

寝汗がしみ込んだ布団によるトラブルと寝汗の対策方法を紹介

2022年5月31日
寝具
衛生・におい
布団の写真

朝起きたとき、寝汗をかいて服が濡れていることがありますよね。 

しかし、実は寝汗は着ている服だけではなく布団にもしみ込んでいます。 

寝汗のしみ込んだ布団は、簡単に洗えないため不衛生になりがちです。 

本記事では、布団にしみ込んだ寝汗がどんなトラブルを引き起こすのか、また効果的な寝汗の対策方法などを詳しく紹介します。 

布団にしみ込んだ寝汗をきれいにしたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。 

一般的な寝汗の量

寝汗とは、人間が眠っている間に体温を下げるために出るものです。 

体温を下げることにより良質な睡眠ができるため、寝汗をかくことは健康を保つための生理現象だといえます。 

一般的に、一晩で出る寝汗の量は約200cc(コップ1~1.5杯ほど)といわれています。 

寝汗のしみ込んだ布団が不衛生な理由

寝ている間にかいた汗はパジャマや布団に吸収され、さまざまなトラブルの原因になる可能性が高いです。 

以下に、寝汗のしみ込んだ布団が不衛生な理由を2つまとめました。 

理由①カビが繁殖するため

カビは温度と湿度が高い環境で繁殖しやすくなり、ふけや埃といった汚れを好みます 

寝ている間に出た寝汗やふけが布団に吸収されることで、カビが繁殖しやすい環境になるでしょう。 

カビが繁殖すると、布団から舞い上がったカビが空気中に広がり、喘息やアレルギーといった症状を引き起こします。 

また、感染症を引き起こす可能性もあるため危険です。 

理由②ダニが繁殖するため

布団で繁殖するダニのほとんどは、チリダニと呼ばれる種類のダニです。 

チリダニは温かく湿度の高い場所を好み、人間の髪の毛や寝汗に含まれる体のアカなどを好んで食べるため、カビと同様に布団のなかで繁殖します。 

チリダニが繁殖すると、ダニの死骸や糞などが布団に残ります。 

それらを吸い込んでしまうと、アレルギー性の病気や喘息などの病気を引き起こすでしょう。 

また、チリダニが繁殖すると、チリダニを餌とするツメダニやイエダニといった、人を刺すダニの繁殖につながります。 

効果的な寝汗対策

寝汗は眠っている間に自然と出てしまいますが、眠る環境を整えることで対策することも可能です。 

以下に、効果的な寝汗の対策方法をまとめました。 

対策①寝具を整える 

布団の素材やパジャマの素材を変えることで、寝汗が寝具にしみ込むことを防げます 

パジャマや布団が寝汗を吸収しない素材の場合、寝汗が蒸れるだけでなく寝汗が冷えて風邪をひきやすくなるほかに、起きたときに寝汗で体がべたつきます。 

そのため、パジャマや布団は通気性や吸水性のよいものを使用しましょう。 

パジャマの素材としては、シルクや綿などの天然素材のものは吸水性もよく乾きやすいため、おすすめです。 

また、シーツは速乾性のある素材のものを選ぶことで、寝汗によるべたつきを抑えられます。 

対策②室温を調整する 

眠るときの室温に気を付けることも、寝汗を軽減させるために重要です。 

特に夏は夜でも外気温が高く、寝苦しいと感じるときがありますよね。 

気温が高いと、体は体温を下げるために汗をかくように働きます。 

その結果、通常より多く寝汗をかいて起きたときにパジャマが汗で湿ることなどが考えられます。 

そのため、眠るときはエアコンや扇風機を使用して、室温をできるだけ快適な温度まで下げることがおすすめです。 

夏の室温は26℃前後に保ち、湿度も50~60%にすることで、快適な睡眠環境にできるでしょう。 

対策③リラックス効果のあるものを利用する

寝汗がひどい場合は、良質な睡眠ができていない可能性が考えられます。 

緊張や不安などのストレスが原因になる汗は、精神性発汗と呼び、寝汗となって出てくる場合があります。 

精神性発汗を出さないためにも、寝る前に自分がリラックスできる環境を整えましょう。 

睡眠の妨げになる光や騒音を取り除き、できるだけストレスを減らしてリラックスすることが良質な睡眠には大切です。 

おすすめは眠る1~1.5時間前にぬるめのお湯に浸かることです。 

体の疲労や緊張がほぐれ、リラックスして安眠できるでしょう。 

また、睡眠に適した音楽を聴くことや、アロマを焚くことで心身のリラックスにつながります。 

自分に合ったリラックス方法や自分の好む睡眠環境に整えることが、寝汗を抑えることには大切です。 

寝汗がしみこむ布団は定期的に洗濯をする

布団は、寝汗の対策をしていても、長期間使用していれば汚れや寝汗がしみ込んでしまうものです。 

天日干しで表面に付いている埃やダニの死骸を落とすことができても、しみ込んでしまった寝汗は取ることができません。 

そのため、一番効果的な寝汗の対策は定期的に敷布団・掛布団そのものを洗濯することです。 

しかし、家庭の洗濯機では布団が入りきらないため、風呂場などで手洗いしなければいけません。 

そこで、敷布団・掛布団の洗濯にはコインランドリーを活用しましょう 

コインランドリーでは、業務用の大きな洗濯機で敷布団・掛布団を丸洗いできるため、寝汗やダニなどの見えない汚れも洗えます。 

乾燥時間も早く、即日仕上がりのため洗濯したその日から布団を使えます。 

寝汗が布団にしみ込むとカビやダニの原因になるのでコインランドリーで丸洗いしよう

いかがでしたでしょうか。 

布団には見えない寝汗などの汚れが多くついているため、それらを好むダニやカビが発生し、健康に被害を及ぼす可能性があります。 

寝汗は生理現象のため防ぐことはできませんが、寝具・パジャマの素材を工夫することや、睡眠環境を整えることで、寝汗の量を軽減できます。 

また、心身のストレスを軽減させて、リラックスさせることも良質な睡眠のためには重要です。 

布団の清潔を守るためには、コインランドリーを利用して定期的に布団を丸洗いすることが1番効果的です。 

コインランドリーピエロでは、掛布団・敷布団を丸洗いできる設備を多くの店舗で展開しています。 

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