洗濯機で毛布は洗える?コインランドリーで毛布を洗う方法 | 素材別の洗い方・頻度・料金まで完全ガイド
毛布はサイズが大きく、使用頻度も季節によって偏りがあるため「洗うのが面倒」「そもそも自宅で洗えるの?」と悩みがちな寝具です。
しかし、毛布には一晩でコップ1杯分ともいわれる寝汗、皮脂、フケ、ほこり、ダニのフン・死骸が蓄積しており、放っておくとアレルギーや臭いの原因になります。
本記事では、洗濯機での自宅洗い・コインランドリー・クリーニングの3つの方法を徹底比較し、素材別の注意点、料金や時間の目安、失敗しないためのコツまでを網羅的に解説します。
「家の洗濯機に入らない」「乾燥が大変」「失敗したくない」という方にこそ役立つ完全ガイドです。
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毛布は洗濯機で洗える?まずは「洗濯表示」と「素材」を確認
毛布が洗濯機で洗えるかどうかは、洗濯表示タグと素材によって決まります。
誤った方法で洗うと、縮み・型崩れ・毛玉・色落ちなどの取り返しのつかないダメージにつながるため、洗う前の確認が最も重要なステップです。
必ずチェックしたい洗濯表示マーク
2024年8月20日に洗濯表示の規格(JIS L 0001:2024)が改正され、2025年8月20日以降は新表示のみが義務化されています。毛布を洗う前に、以下のマークを必ず確認しましょう。
| 洗濯表示 | 記号 | 意味 | 毛布の扱い方 |
| おけ(たらい)マーク | ![]() | 洗濯機で洗える(数字がある場合は液温の上限) | 家庭の洗濯機・コインランドリーで洗濯OK |
| おけの中に手のマーク | ![]() | 手洗いのみ可 | 洗濯機NG。浴槽などで押し洗い |
| おけの上に×マーク | ![]() | 水洗い不可 | クリーニング店に依頼 |
| 四角に丸 | ![]() | 乾燥機OK | コインランドリーの乾燥機が使える |
| 四角の中に丸の上に×マーク | ![]() | タンブル乾燥不可 | 自然乾燥のみ。乾燥機は厳禁 |
参考:
消費者庁「家庭用品品質表示法に基づく繊維製品品質表示規程の改正(令和6年)」
日本規格協会「洗濯用図記号が新しくなりました!~ JIS L 0001:2024発行~」
素材別・洗濯機で洗えるかの目安
| 素材 | 洗濯機での丸洗い | 特徴・注意点 |
| アクリル | ◎ | 軽くて乾きやすい。最も洗濯機向きの素材 |
| ポリエステル | ◎ | 速乾性が高く扱いやすい。マイクロファイバーも含む |
| 綿(コットン) | ◎ | 洗える。乾燥にはやや時間がかかる |
| ウール(羊毛) | △ | 縮みやすい。ドライ表示やおしゃれ着洗剤が必須 |
| カシミヤ・シルク | × | 原則クリーニング。家庭洗いは風合いが損なわれる |
| キャメル・アンゴラ | × | 高級獣毛。クリーニング店のデリケート対応推奨 |
自宅の洗濯機で毛布を洗う手順
洗濯表示で「洗濯機OK」が確認できたら、以下の手順で洗いましょう。家庭用の縦型洗濯機・ドラム式洗濯機いずれにも共通する流れです。
手順①:洗濯機のサイズと毛布の重さを確認する
毛布は水を含むと重さが2〜3倍に膨らみます。洗濯機の容量に対して毛布が大きすぎると、回転中にバランスを崩してエラー停止したり、汚れが落ちきらなかったりする原因になります。
| 毛布の種類 | 乾燥時の重さ目安 | 必要な洗濯機容量 |
| シングル毛布(薄手) | 約1.5〜2kg | 6kg以上 |
| シングル毛布(厚手・2枚合わせ) | 約3〜4kg | 8kg以上 |
| ダブル毛布 | 約4〜5kg | 10kg以上 |
「洗濯槽に押し込んで満杯」になる場合は、家庭用ではなくコインランドリーの大型洗濯機(12〜25kg)を利用したほうが確実に仕上がります。
手順②:ほこり・髪の毛・大きなゴミを払い落とす
洗う前に物干し竿などにかけ、布団たたきや洋服ブラシでほこりを落としましょう。ほこりが付着したまま水に濡れると、繊維にこびりついて落ちにくくなり、洗濯機のフィルター詰まりの原因にもなります。粘着クリーナー(コロコロ)で表面の毛玉や髪の毛を取り除いておくと、仕上がりがさらにきれいになります。
手順③:シミや皮脂汚れの「部分洗い」をしておく
襟元が当たる位置や顔まわりは、皮脂や化粧品で黄ばみやすい部分です。気になる汚れがある場合は、おしゃれ着用洗剤(中性洗剤)を直接塗布し、歯ブラシで軽くたたき込むようにして部分洗いしておくと、丸洗い後の仕上がりが格段に良くなります。
手順④:屏風たたみにして洗濯ネットへ入れる
毛布をそのまま洗濯機に入れると、水を含んで片寄り、洗濯機が止まる原因になります。屏風たたみ(ジグザグに山折り・谷折り)にして洗濯ネットに入れることで、洗剤と水が全体に行き渡り、汚れが均一に落ちます。

毛布専用の大型ネット(約70×90cm)が市販されていますので、年に数回しか洗わないとしても1枚あると便利です。ネットがない場合は、紐で軽く縛るか、たたんだ状態で輪ゴムで仮留めする方法もあります。
手順⑤:「毛布コース」または「手洗いコース」で洗う
通常コースは水流が強く、毛布を傷めたり毛玉ができたりする原因になります。毛布コース・大物洗いコース・手洗いコース・ドライコースのいずれかを選びましょう。
洗剤は、おしゃれ着用の中性洗剤(液体)がおすすめです。蛍光増白剤入りの洗剤は色落ちや色あせの原因になるため、毛布には不向きです。柔軟剤を加えると静電気を防ぎ、ふんわりとした仕上がりになります。
手順⑥:脱水は短めに、干し方は「M字干し」で
脱水時間が長すぎるとシワや型崩れの原因になります。1〜2分程度の短めの脱水で十分です。干すときは、物干し竿を2本平行に並べてアルファベットの「M字」になるようにかけると、空気が通る面積が広がり、乾燥時間を短縮できます。

直射日光が苦手な素材(ウール・アクリルの一部)は、風通しの良い日陰で干しましょう。完全に乾く前に取り込むと、内部に湿気が残ってカビ・臭いの原因になります。
コインランドリーで毛布を洗うメリットと手順
「自宅の洗濯機に入らない」
「梅雨時で乾かない」
「家族分をまとめて洗いたい」
――こうした悩みには、コインランドリーが圧倒的に便利です。
コインランドリーで毛布を洗う5つのメリット
- 大型洗濯機で1〜3枚まとめて洗える
大型洗濯機なら、家族全員分の毛布を一度に処理できます。 - 高温乾燥でダニ対策ができる
業務用乾燥機は約60〜80℃の温風で乾燥し、ダニは50℃以上で20〜30分の熱で死滅するとされています。家庭の天日干しでは難しい衛生面のケアが可能です。 - 仕上がりがふわふわになる
高温の温風で繊維を立たせるため、新品のような感触に戻ります。 - 天候・時間に左右されない
雨の日でも夜遅くでも洗えます。 - 洗濯から乾燥まで1〜2時間で完了
自宅で洗って干して翌日まで待つより圧倒的に早い。
コインランドリー利用時の料金・時間の目安
料金はメーカーや地域、店舗の機械サイズによって幅がありますが、おおむね下記が相場です。
| 項目 | 料金目安 | 時間目安 |
| 洗濯のみ(毛布1〜2枚/中型機) | 400円〜1,000円 | 30〜40分 |
| 乾燥のみ(毛布1〜2枚) | 100円〜 | 10分前後 |
| 洗濯乾燥機(一気に仕上げ) | 1,000円〜1,500円 | 60〜90分 |
コインランドリーでの洗い方(失敗しない6ステップ)
- 洗濯表示と素材を確認
水洗い不可・タンブル乾燥不可のマークがないかチェック。 - ほこりを払い、汚れを下処理
自宅出発前に済ませておく。 - 容量に合った機械を選ぶ
毛布1枚なら12〜14kg、2枚なら17〜27kgが目安。機械の容量の7〜8割を上限に。 - 洗濯機への入れ方
メーカーによって推奨が異なります。
・たたまずざっくり入れる:偏りを防ぐため(業務用大型機の主流の推奨)
・屏風たたみ+ネット:摩擦から守りたいとき - 洗剤・柔軟剤は不要
多くの店舗で自動投入されます。 - 乾燥は中温(約60℃)で1〜1.5倍の時間を確保
終了後に手で触って湿気が残っていれば、10分単位で追加投入。
クリーニングに出すべきケース
以下のいずれかに当てはまる毛布は、迷わずクリーニング店に相談しましょう。
- 洗濯表示が「水洗い不可(×印)」になっている
- ウール・カシミヤ・シルク・キャメルなど高級獣毛素材
- 毛布の表面にレース、リボン、装飾、刺繍がある
- 購入時に数万円以上した高価な毛布
- 長期保管前で防虫加工も併せて依頼したい
店舗・素材・地域差はありますが、クリーニング料金の相場は1枚あたり1,500〜3,000円程度。
コインランドリーより高くなりますが、プロの目で素材に合わせた処理をしてくれるため、大切な毛布の長期使用を考えるなら年1回のクリーニングは有効な選択肢です。
自宅・コインランドリー・クリーニングの使い分け早見表
| 方法 | 料金 | 時間 | 仕上がり | おすすめのケース |
| 自宅の洗濯機 | 約50〜100円程度(水道、電気、洗剤代) | 洗濯30分+乾燥半日〜1日 | △〜○ | 薄手毛布/晴天時/コストを抑えたい |
| コインランドリー | 500〜1,000円/枚 | 1〜2時間 | ◎(ふわふわ) | 厚手毛布/梅雨時/家族分まとめて/ダニ対策 |
| クリーニング | 1,500〜3,000円/枚 | 1〜2週間 | ◎(プロ仕上げ) | 高級素材/装飾あり/シーズン保管前 |
毛布を洗う頻度の目安
毛布を洗う頻度は、使い方やライフスタイルによって変わります。以下を目安にしましょう。
| 最低ライン:1シーズンに1回(使い始めの秋・しまう前の春) |
| 標準:月1回程度 |
| こまめに洗いたい:2週間に1回(ペットと寝ている/アレルギー体質/汗かき) |
毛布には一晩で皮脂・フケ・ダニのエサが蓄積していきます。とくにダニは湿気と温度(25〜30℃前後)を好み、人間の皮脂やフケを栄養源に繁殖します。シーズンオフでしまう前に必ず1回洗い、十分乾燥させてから収納することで、翌シーズンも気持ちよく使えます。
よくある失敗例と対処法
失敗①:洗ったら毛布が縮んだ
原因はほぼ「素材に合わない高温水洗い・タンブル乾燥」です。
ウールやレーヨン混は特に縮みやすいため、必ず洗濯表示で液温の上限とタンブル乾燥可否を確認しましょう。
縮んだ場合の元戻しは困難で、ヘアトリートメント剤を使った応急処置はあるものの、完全な復元は期待できません。「洗う前の確認」が唯一の予防策です。
失敗②:洗濯機がエラー停止した
毛布が片寄って遠心力のバランスが崩れたサインです。
一度ふたを開けて毛布を広げ直し、再度脱水を回しましょう。再発防止には、屏風たたみ+洗濯ネットが有効です。
失敗③:乾いたはずなのに臭う
内部に湿気が残ったまま収納すると雑菌が繁殖し、独特の生乾き臭が発生します。
コインランドリーの乾燥機で追加10〜20分の高温乾燥をかけ、その後30分ほど室内で放熱・放湿してから収納しましょう。
失敗④:毛玉だらけになった
洗濯ネット未使用、または通常コースで洗ったケースが大半です。
毛玉ができてしまった場合は、毛玉取り器(電動)で表面を整えれば見た目は回復します。次回からは必ずネット+弱水流コースで洗いましょう。
毛布を長持ちさせる収納のコツ
シーズンオフの収納方法も、毛布の寿命を大きく左右します。
- 完全に乾いてから収納:少しでも湿気があるとカビの原因に。
- 圧縮袋は素材を選ぶ:アクリル・ポリエステルはOK。ウール・カシミヤなど獣毛素材は風合いが損なわれるため非推奨。
- 防虫剤・除湿剤を併用:押入れ・クローゼット内の湿度を下げる。
- 不織布カバーで通気性を確保:完全密閉のビニール袋より、不織布のカバーや収納ケースが理想。
まとめ:毛布は「素材確認 → 適した方法選び → しっかり乾燥」が鉄則
毛布の洗濯は、「洗濯表示と素材の確認」「自分の環境に合った洗い方の選択」「完全乾燥」の3点を押さえれば、決して難しい作業ではありません。
とくに厚手毛布や家族分をまとめて洗いたい場合、梅雨時・冬場の乾燥に困る場合は、コインランドリーの大型洗濯乾燥機が最も効率的かつ衛生的な選択肢です。
業務用ならではの高温乾燥でダニ・花粉などのアレルゲン対策にもなり、わずか1〜2時間でふわふわの仕上がりが手に入ります。
コインランドリーピエロでは、毛布の洗濯・乾燥に対応した大型機を完備しています。お近くの店舗を以下から検索のうえ、ぜひご利用ください。
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