ランドリーお役立コラム

ポリエステルの服が臭い理由と対処法、予防法を解説

2023年12月22日
衛生・におい
ポリエステルの服の臭い

ポリエステルの服を着ていて、なんだか臭うと感じたことはありませんか?

ポリエステルの服を着ている時に汗をかくと、臭いが強く感じられる時があります。洗って臭いが落ちたとしても、再び着るとまたすぐ臭いがすることもありますよね。

ポリエステルは汗や汚れが染みつきやすい素材のため、雑菌が繁殖して臭いの原因となります。

この記事ではポリエステルの服が臭う原因と対処法、予防法について解説します。

ポリエステルの服が臭う理由

ポリエステルの服が臭うのは、服に付着した汚れや皮脂、汗が原因です。

ポリエステルの服が臭う原因について解説します。

汚れが付着しやすい・たまりやすい

ポリエステルは皮脂や汚れ、汗などが付着しやすい、たまりやすいという性質があり、臭いの原因となっています。

ポリエステルは石油が原料の繊維なので、油やタンパク質と馴染みがいいという性質があり、汗や皮脂による汚れが吸着しやすくなっています。繊維に絡み付いた皮脂の汚れはなかなか落ちないため、洗濯だけで落としきれない汚れが溜まりやすいというのが臭いの原因です。

吸湿性が低い

吸湿性が低いのも、ポリエステルが臭う原因の1つです。

ポリエステルそのものは速乾性がありますが、汗の吸湿性は低いというのが特徴です。人間の皮膚についた汗をよく吸うわけではないので、蒸れやすかったりにおいがこもりやすかったりして臭いの原因となります。

雑菌が増殖しやすい

生地に付着した汚れによって雑菌が繁殖しやすいというのも、臭いの原因となります。

ポリエステルに油やタンパク質といった汚れが付着したままだと、雑菌が繁殖しやすくなり臭いが発生します。

ポリエステルの服が臭う理由

ポリエステルの服についてしまった臭いを落とす方法について解説します。

部分洗いをする

ポリエステルの服が臭うようになってしまったら、洗濯前に部分洗いをしてみましょう。

臭いの気になる首元や脇といった場所を重点的に部分洗いしたあと、通常取り洗濯します。

つけ置き洗いをする

つけ置き洗いも、臭いに効果的です。お湯でつけ置き洗いをしてから洗濯機で洗いましょう。

洗面器やたらいなどの容器に40度〜60度程度のお湯を張り、ポリエステルの衣類を30分〜1時間ほどつけてから洗濯機で洗濯します。ただし、ポリエステルは高温には弱いので、熱湯を使用するのは避けましょう

ポリエステルの服が臭うのを予防する方法

ポリエステルの服が臭うようになる前に、臭いを予防することも重要です。ポリエステルの服が臭うのを防ぐ、以下の方法について解説します。

  • 肌着を工夫する
  • 着用後はすぐに洗濯する
  • しっかり乾かす

肌着を工夫する

1つ目は、汗を吸う素材の肌着を着用して臭いを防ぐ方法です。

ポリエステル自体は吸湿性が低いため、肌着を綿などの天然素材にしてみましょう。また、脇汗用のパッドや汚れ防止テープを衣類に貼り、汗が染み込むのを防ぐという方法もあります。

着用後はすぐに洗濯する

2つ目は、着用後、汗や汚れが染み込む前に洗濯するという方法です。

着用後、洗濯カゴに入れたままにしておくと雑菌が繁殖して、臭いの原因となってしまいます。着用後はなるべく早く洗濯して、汚れを落とすようにしましょう。

しっかり乾かす

洗濯の後、しっかり乾かすのも臭いを防ぐ方法の1つです。

服が生乾きだと雑菌が繁殖し、臭いの原因になってしまいます。しっかり乾かすのが重要ですが、雨が降っていたり梅雨の時期だったりして外干しだけでなかなか乾かせない場合は、浴室乾燥なども活用するのがおすすめです。

どうしても取れない服の臭いはコインランドリーへ

自宅の洗濯機だけで汚れや臭いがなかなか落ちない場合は、コインランドリーで洗濯するのも1つの方法です。

コインランドリーでの洗濯には、以下のようなメリットがあります。

  • 家庭用の洗濯機よりも洗浄力が高い洗濯機を使える
  • クリーニングに出すよりもコストが安い
  • 大量の洗濯物を一度に洗える
  • 掛け布団や毛布など大きなものも洗える

ただし、ポリエステルは熱に弱いため、乾燥機の設定は低温〜中温にしておくのがポイントです。
関連記事:コインランドリーの乾燥機の温度について

コインランドリーで洗えない素材に注意

素材によってはコインランドリーで洗濯できない衣類もあるので注意が必要です。特に、以下の生地の服をコインランドリーで洗濯・乾燥を行うと、服を傷めてしまう可能性があります。

  • ポリウレタン
  • ウール
  • シルク
  • レザー
  • レーヨン
  • カシミヤ など

ポリエステルやナイロンの衣類はコインランドリーで洗うことができますが、洗濯前に必ず服の洗濯表示を確認をしましょう。

まとめ

ポリエステルの素材は汚れや汗が染みつきやすいため、雑菌が繁殖して臭いが発生します。汚れが染みつかないよう、肌着を天然素材にする、汗をかいたらすぐに拭く、着用後早めに洗濯するなどして予防しましょう。

臭いが発生してしまったら、部分洗いやつけ置き洗いをして入念に汚れを落とします。

家庭の洗濯機だけではなかなか臭いが落ちない場合は、コインランドリーの利用もおすすめです。家庭の洗濯機よりも強力なので、頑固な臭いも落とせる場合があります。

コインランドリーピエロでは、オリジナル中性洗剤やマイナスイオン水を用いてしっかりと汚れを落とします。ぜひご利用をご検討ください。

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