ランドリーお役立コラム

梅雨の時期に洗濯物を速く乾かすポイントと洗濯のコツを紹介

2022年5月31日
乾燥のコツ
衛生・におい
梅雨の時期

梅雨の時期は雨が続くため、洗濯物がうまく乾かないという悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。 

そこで本記事では、梅雨の時期でも洗濯物を速く乾かすためのポイントや洗濯のコツを紹介します。 

梅雨の時期の洗濯方法についてお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。 

梅雨に洗濯物が乾かないのはなぜ?

梅雨の時期に洗濯物が乾きにくい理由は、洗濯物が速く乾くための湿度・温度・風通しの3つの条件が整っていないためです。 

梅雨の時期は、空気に含まれる水分量が多くなるため、洗濯物に含まれる水分が蒸発するまでに時間がかかり、乾きにくくなります。 

また、梅雨の時期は温度が低くなりがちなので、水蒸気が蒸発しづらく、なかなか洗濯物も乾きません。 

さらに、洗濯物を干したときに、風通しが悪いと水蒸気の蒸発が遅くなります。 

そのため、風のない室内に洗濯物を干すと洗濯物が乾きにくくなるのです。 

このように、梅雨の時期は洗濯物が乾きにくい条件がそろっているので、洗濯に悩まされる方が多いです。 

梅雨の時期に洗濯物を速く乾かすポイント

洗濯物を速く乾かすためには、洗濯物を干す場所の湿度・温度・風通しを適切な状態にすることが重要です。 

ここからは、梅雨の時期に洗濯物を早く乾く環境にするための、3つのポイントを紹介します。 

ポイント①換気をして湿度を下げる

湿度を下げて洗濯物を乾かすためには、室内の換気が重要です。 

室内を閉め切ると空気の流れが作られなくなり、洗濯物から蒸発した水分が溜まり湿度が高くなってしまいます。 

そこで、窓やドアなどを開けて空気の通り道を作るとよいでしょう。 

2か所で換気を行うことにより空気の流れを作ることができるため、効率的に換気ができて湿度も下がります。 

ポイント②洗濯物の間隔をあけて風通しをよくする

洗濯物を干すときに、洗濯物同士の間隔をあけることで風通しがよくなり、洗濯物が乾きやすくなります。 

干すときの間隔の目安としては、10~15cmほどの間隔が開いていると風通しがよくなるでしょう。 

また、フード付きの衣類やポケット付きの衣類は、布地が重なる部分があるため乾きにくくなります。 

干し方を工夫して、できるだけ布地が重ならないようにしましょう。 

ポイント③除湿のできる家電製品を活用する

梅雨の時期の部屋干しでも、湿度を下げて洗濯物が乾きやすくするために役立つ家電製品があります。 

洗濯物を部屋干しするときに役立つ家電を、以下にまとめました。 

エアコン

室温の調整に使用することが多いエアコンですが、除湿機能を使用することで洗濯物を速く乾かすことができます。 

エアコンの除湿機能は、室内の空気に含まれる水分を室外に出し、水分を取り除いた空気を室内に戻すことで室内の除湿をする仕組みです。 

そのため、洗濯物に含まれる水分が空気内に蒸発しやすくなり、速く乾くようになります。 

除湿器

除湿器は、エアコンの除湿機能と同じく、空気に含まれる水分を取り除き乾いた空気を室内に戻すことで除湿をします。 

また、除湿機のなかには洗濯物を乾かすための送風機能が搭載されているものもあります。 

送風機能を使用することで、室内の除湿をしながら洗濯物に乾燥した風を送って洗濯物をより速く乾かすことができるでしょう。 

アイロン

部屋干しで乾ききらなかった洗濯物は、アイロンの熱を利用することで乾かせます。 

生乾きの嫌なニオイの原因となる菌も熱で殺菌できるため、消臭効果も見込めます。 

ただし、アイロンを使用してもよい素材の衣類に限るので、衣類の洗濯表示タグを確認してアイロンを使うか判断しましょう。 

梅雨時期の洗濯のコツ

梅雨の時期は普段と同じ部屋干しをしても、乾くまでに時間がかかるため洗濯や干し方にも工夫が必要です。 

洗濯物を速く乾かすためのコツを以下にまとめました。 

コツ①洗濯物は放置せずにすぐに干す

洗濯をしたあとは、すぐに干すことが大切です。 

とくに、乾燥に時間がかかってしまう梅雨の時期は、洗濯が終わったらすぐに干すことで乾燥に十分な時間を確保できます。 

また、洗濯物は湿った状態が長時間になると、嫌なニオイの原因となる菌が繁殖しやすくなり、乾いたときにも嫌なニオイが残ってしまうため注意しましょう。 

コツ②洗濯物は溜め込まない

部屋干しをする場合、限られたスペースに洗濯物を干さなければいけません。 

そのため、洗濯物を大量に溜め込むと干すときの間隔を十分に確保できず、乾きにくくなります。 

また、洗濯物を溜め込み過ぎると、洗濯物に付いた汗や皮脂などによりニオイの原因となる菌が洗濯機の中で繁殖しやすくなります。 

洗濯前の衣類は、溜め込まずにこまめに洗うことを心がけましょう。 

コツ③洗濯物をアーチ型に干す

洗濯物を速く乾かすためには、風通しをよくすることも重要です。 

そこで、普通に干すよりも風通しがよくなる「アーチ干し」を紹介します。 

アーチ干しとは、洗濯物を干すときに干し竿に対して外側に長い衣類、内側に短い衣類を干す方法です。 

風がよく通る干し方のため、洗濯物の水分が蒸発しやすくなり、長さをランダムに干す場合と比べて約30分も速く洗濯物が乾くといわれています。 

梅雨の時期の部屋干しは湿度・温度・風通しを意識した干し方をしよう

いかがでしたでしょうか。 

梅雨の時期は雨が続き湿度が上がるため、洗濯物は乾きづらくなります。 

しかし、干す環境の湿度を低く、温度を高く、風通しをよくすることで、部屋干しでも洗濯物を速く乾かすことができます。 

また、洗濯をこまめに行い、干し方を工夫することでさらに洗濯物を乾かす時間を短縮できるでしょう。 

コインランドリーピエロでは、洗濯に関連したお役立ちコラムをウェブサイトにて発信しています。 

梅雨時期の洗濯だけでなく、洗濯関連でお悩みのある方はぜひご覧ください。 

https://laundry.senkaq.com/

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