フリースはどう洗う？ふわふわになる洗濯方法教えます
冬になると大活躍するフリースは、軽くて暖かい特徴を持ち、もこもことした見た目もかわいらしく、人気のあるアイテムです。
しかし、洗濯を繰り返すうちに毛玉がついたり、肌触りがゴワゴワになってしまったりしてお困りの方も多いのではないでしょうか。
今回は、フリースに毛玉ができず、ゴワゴワにならないようにする洗濯の方法を紹介します。
お気に入りの服を大切に使い続けられるように、正しい洗濯の方法を身につけましょう！
フリースとは
フリースとは、ポリエステルの一種である「PETポリエチレンテレフタラート」で作られた起毛素材のことを指します。
フリースの一番の特徴は、保温性です。
起毛素材は繊維の間に空気の層をつくり、体が発した熱を逃がさずにキープすることができます。毛足が長いほど、保温性は高くなります。
また、通気性に優れた素材でもあります。
水分を吸ってもすぐに乾くため、雨に濡れてしまった日もしっかりと干せば、翌日には乾いていることがほとんどです。
他の素材と比較すると軽くて丈夫なことも特徴で、他の服と重ね着をしても重さはあまり気にならないでしょう。
しわにもなりにくく、洗濯機でしっかり洗った方がふわふわな毛足をキープできます。
ただし摩擦にはあまり強くなく、毛玉ができやすい素材であることも覚えていたほうがいいでしょう。扱う時には、摩擦を減らすことで毛玉の発生を抑えることを心掛けましょう。
コインランドリーでフリースは洗える？
洗濯機で洗えるフリースですが、コインランドリーでも洗うことはできるのでしょうか。
結論、コインランドリーでフリースを洗うことはできます。
ただ、念のため洗濯表示タグを確認してから洗濯を始めるようにしましょう。
また、前述のフリースの特徴でも紹介した通り、フリースは摩擦に対してあまり強くはありません。
そのため、なるべく摩擦を抑えて毛玉を作らないように洗濯することをおすすめします。
摩擦を抑えるためには、洗濯ネットに入れるなどの対策をとるといいでしょう。
コインランドリーでのフリースの洗い方
ここでは、実際にコインランドリーでフリースを洗濯するやり方について紹介します。
コインランドリーでのフリースの洗い方
- 色落ちチェックをする
- ボタンやファスナーをすべて閉める
- 起毛面を裏にして目の細かい洗濯ネットに入れる
- 手洗いコースやウール洗い用コースなどで洗濯する
- 濡れたまま持ち帰り、日陰で干す
濡れたまま持ち帰る理由は、のちほど説明します。
また、色落ちチェックはコインランドリーに行く前に、自宅でやることをおすすめします。
色落ちチェックのやり方
色落ちチェックは次の手順で行ってください。
まず服の目立たない箇所に、少量の洋服用中性洗剤をたらします。
5分～10分ほど置いたのちに、ティッシュで洗剤をふき取ります。
ティッシュに服の色がついてしまった場合は、他の洗濯物と一緒に洗うと色落ち・色移りしてしまう可能性が高いです。
ティッシュに色がつかなければ色移りしにくいということがわかるので、他の洗濯物に一緒に洗っても問題ありません。
コインランドリーでのフリースの洗う際の注意点
コインランドリーでフリースを洗う際の注意点4つを紹介します。
注意点① 乾燥機は使わない
毛足がゴワゴワになる原因の一つでもあるため乾燥機は使わないようにしましょう。
絶対に使ってはいけないわけではありませんが、服が縮んでしまう可能性があります。
もともと速乾性が高く乾きやすい素材であるため、濡れたまま持ち帰って日陰で干すことをおすすめします。
注意点② 脱水は短時間で終わらせる
脱水を長時間かけてしまうと、服が縮んでしまう可能性があります。
また、短時間で終わらせることはしわの発生防止にもなるため脱水はあまり長時間行わない方が良いでしょう。
注意点③ 洗いすぎない
フリースは着るたびに洗濯をするよりも、1週間～2週間ほどのサイクルで洗濯をするようにしましょう。
毎日洗っていると、毛玉ができやすくなり、服もゴワゴワになってしまいます。
洗いすぎには注意してください。
フリースには乾燥機は使わないようにしましょう
いかがでしたでしょうか。
洗い方が分かりにくいフリースですが、ちゃんとした手順を踏めばコインランドリーを利用しても全く問題ありません。
乾燥機は絶対に禁止ではありませんが、服を縮めてしまう可能性もあります。濡れたまま持ち帰って干すことがおすすめです。
フリースの洗い方が分からずに悩んでいた方は、ぜひ今回紹介した方法で洗濯を試してみてください。
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