ランドリーお役立コラム

生乾き臭の原因とニオイを抑える方法

2022年3月10日
衛生・におい
生乾き臭のイメージ

生乾きの洗濯物のニオイが苦手という方も少なくないと思います。

なぜ洗濯したのに、生乾き臭がするのでしょうか?

生乾き臭を防ぐのに効果的な方法とは?

ここでは、イヤな生乾き臭を取り除くためにしておきたい7つのことをお伝えします。

生乾き臭の原因

なぜ生乾き臭がするのでしょうか。原因は、雑菌が繁殖しているから。

洗濯物に水分が含まれたままだったり、汚れや汗が落ち切っていなかったりすると、生乾き臭の原因となる雑菌が増殖していきます。

雑菌の繁殖により、生乾き臭は発生しているのです。

生乾き臭を防ぐ洗濯術

生乾き臭をなくすにはどうすればいいのでしょうか?

ここでは、生乾き臭を防ぐために効果的な7つの方法をお伝えします。

一回で洗濯する量を減らす

洗濯機のなかに多くの衣類を詰め込み過ぎると、一枚あたりの洗浄力が低下してしまいます。

複数回に分けて洗濯するようにして、汚れをしっかり落としていきましょう。

洗濯機に入れる前に下洗いをする

泥汚れや排せつ物、油などの目立つ汚れは、洗濯機に入れる前に予洗いしておきましょう。

泥汚れの場合は、泥を叩いて落としてから、手で揉み洗いします。

排泄物等は、まず汚れをキッチンペーパーなどで取り除きます。

そして、汚れた部分を水洗いしましょう。

油汚れの場合、まず汚れの付いた服を約60℃のお湯の中に入れます。

そして、専用洗剤を入れて、1時間ほどつけ置き洗いしましょう。

つけ置き洗いでも取れないときは、取り出したあと、ブラシでこすって汚れを落としていきます。

酸素系漂白剤を使用する

酸素系漂白剤は通常の漂白剤に比べて、殺菌力が強く、雑菌の繁殖を抑えてくれます。

酸素系漂白剤には、粉末タイプと液体タイプがありますが、粉末タイプがおすすめ。

粉末タイプは、溶かしてから使用するのが鉄則。

40℃くらいのお湯に溶かしてから、洗濯機に投入しましょう。

ただし、粉末タイプは水洗いできない素材に対しては使用できないため、注意が必要。

毛や絹などを洗濯する際は、液体タイプを利用しましょう。

重曹につける

生乾き臭防止のため、重曹によるつけ置き洗いをすることも効果的です。

容器に、40℃くらいのお湯と重曹を投入し、ニオイを防止させたい服を入れるだけ。

お湯10リットルに対して、重曹は大さじ1が目安です。

30~60分ほどつけ置き洗いして、しっかり風通しのいいところで干せば、ニオイが取れるでしょう。

乾きやすい衣類を購入する

乾きやすい生地の衣類を購入することも、生乾き臭防止につながります。

速乾性の高い生地の代表がポリエステル。

生産量の多い合成繊維の一つで、吸水性が高くないため、水に濡れてもすぐ乾くといった特徴があります。

お風呂の残り湯を「すすぎ」には使用しない

節水のため、お風呂の残り湯を利用している方もいると思います。

残り湯のなかでは雑菌が繁殖していますので、「洗い」には使用しても、「すすぎ」には使わないようにしましょう。

洗濯槽を洗浄する

洗濯機にも、石けんカスやホコリ、水アカ、カビなどの汚れが付いています。

汚れまみれの洗濯槽で洗濯しても、キレイにならないのは当然。

それどころか、雑菌が繁殖してしまい、生乾き臭の原因となってしまいます。

そのため、洗濯槽も定期的にお手入れしましょう。

コインランドリー

コインランドリーの乾燥機を使用するのも、生乾き臭対策として有効です。

というのも、コインランドリーの乾燥機は高温風を使って乾燥させるため、熱の力でダニや雑菌を退治してくれるのです。

家庭用の乾燥機を所持している家もあると思いますが、家庭用乾燥機では最高60℃くらいまでしか上がらないため、すべてのダニ・雑菌を死滅させることはできません。

しかし業務用乾燥機の場合、80℃以上の高温乾燥ができるため、ほぼすべてのダニ・雑菌を取り除くことができます。

ほか、花粉やハウスダスト対策としても効果的です。

月に1回ぐらいのペースで利用して、ぜひ家の中の洗濯物を雑菌から守ってください。

コインランドリーを使って、生乾き臭を防ごう

生乾き臭についてお伝えしました。

生乾きのときのイヤなニオイを取り除きたい方も多いと思います。

キレイに洗濯・乾燥すれば生乾き臭はつきませんが、そこまで手間暇をかけられないという方もいるでしょう。

そのような場合は、月に1度のペースでかまいませんので、コインランドリーを利用してみてはいかがでしょうか。

衣類についたダニ・雑菌を、ほぼすべて取り除いてくれますよ!

新聞のアイコン 他にも読まれてます 関連記事

よくあるご質問 お近くの店舗を探す