羽毛布団をコインランドリーで洗濯する方法
コインランドリーで羽毛布団を洗うにはどうすればいいのだろう……?
コインランドリーで羽毛布団を洗濯するメリットや、気をつけたい5つのポイント、洗濯・乾燥の手順をお伝えします。
羽毛布団を自宅で洗うのは洗濯機の容量の問題もあり、なかなか難しいと思います。
そのようなときは、コインランドリーを活用してみてください。
手軽にふわふわな仕上がりを実現することができます。
羽毛布団をコインランドリーで洗濯するメリット
羽毛布団をコインランドリーで洗濯する4つのメリットをお伝えします。
大型洗濯機で丸洗いできる
自宅の洗濯機で羽毛布団を洗いたいと思っても、そもそも入らないという方も多いでしょう。
コインランドリーの大型洗濯機を活用すれば、大型の布団も丸洗いできます。
小型の洗濯機しかない方は、ぜひ利用してみてください。
乾燥までできる
コインランドリーで洗濯すれば、乾燥までできてしまいます。
自宅の乾燥機よりも、業務用のためパワフルで、短時間で乾燥させられます。
そのうえ、高温での熱風乾燥で、ダニや花粉も退治。
より衛生面でもいい羽毛布団にしたい場合は、コインランドリーの利用をおすすめします。
ふわふわな仕上がり
乾燥機を使うため、仕上がりがふわふわに。
シワも付きにくくなるため、アイロンがけも不要になります。
よりふわふわな仕上がりにしたい場合は、10分ごとに乾燥機を停止させ、布団をひっくり返すのがおすすめ。
風が均等に当たり、全体がさらにふわふわになります。
コスパ最強
家で洗濯・乾燥するよりは費用がかかるものの、クリーニングに出すことを考えたら、コスパはかなりいいです。
コインランドリーで羽毛布団を洗濯する前の注意点
羽毛布団をコインランドリーで洗う際に気をつけておきたい5つのポイントをお伝えします。
洗濯機で洗えるか
まずは水洗い可能かどうかを、チェックしましょう。
桶(おけ)のなかに水が入っているマーク(現行のJIS規格)や洗濯機のマーク(旧JIS規格)があれば、洗濯機での洗濯が可能です。
乾燥機にかけられるか
乾燥機にかけられるかどうかも、確認が必要です。
タンブル乾燥のマークがあればOK。
乾燥機のマークのなかに・(中黒)が1つあれば低温乾燥機(60℃まで)、・(中黒)が2つある場合は高温乾燥機(80℃まで)を選びます。
キルティング加工されているか
キルティング加工されている、羽毛布団はコインランドリーでの洗濯がOK。
キルティング加工がされていなかったり、または表面しかされていなかったりするものは、中身の羽毛が偏ってしまうため洗濯NGです。
ただし、ヒモで縛ることで洗濯できることもあります。
持ち運び
コインランドリーの場合、店舗にまで羽毛布団を運ばなくてはなりません。
車などがないときは、どのように運ぶかも考える必要があります。
また布団を入れるバッグも調達しなくてはなりません。
最近は、洗濯ネットにもなる布団専用バッグも売られています。
バッグから布団を出し入れするのが面倒くさい人は、このようなバッグを利用するのもいいかもしれません。
空きがあるか確認
そもそも洗濯機に空きがあるのかを、確認する必要があります。
空きのない状態で行ってしまうと、羽毛布団を抱えて、洗濯機が空くのを何時間も待たなくてはなりません。
最近はスマートフォンで、洗濯機の空き状況を確認できるコインランドリーも増えています。
終わる時間が表示されることも多いので、「そろそろ空きそうだな」というタイミングで出かけることをおすすめします。
洗濯から乾燥までの手順
羽毛布団をコインランドリーで洗濯&乾燥するには、どうすればいいのでしょうか?
コインランドリーで羽毛布団を洗う際の手順をお伝えします。
洗濯
まずは洗濯の手順をお伝えします。
- カバーを外す
まずは羽毛布団をカバーから外します。カバーは自宅で外してきても、コインランドリー内で外す作業を行ってもどちらでもかまいません。
カバーを付けたまま洗ってしまうと、汚れも落ちないですし、ダニ退治もできないので気をつけましょう。
キルティング加工されていない羽毛布団を洗う際は、この時点で、羽毛が偏らないようヒモなどで縛っておきます。
- 大型の洗濯機を選ぶ
次に、羽毛布団の適したサイズの洗濯機を選びます。
洗濯乾燥機の場合、10~16kgほどのもの、洗濯機の場合は、12㎏以上のものを選ぶことをおすすめします。
容量を選ぶ際、気をつけたいのが、同じ種類の布団のみ一緒に洗うこと。
羽毛布団とこたつ布団を合わせてぴったりではなく、羽毛布団を洗うときは羽毛布団だけ、こたつ布団を洗うときはこたつ布団だけを洗濯機の中に入れましょう。
- 中までしっかり納めてドアを閉める
適切なサイズの洗濯機を選んだら、羽毛布団を半分に折り、くるくる巻いて、庫内に詰め込みます。
羽毛布団を洗濯機のなかに、無理やり詰め込むのはNG。
汚れが落ちない可能性が高まります。
だいたい洗濯機の容量の9割程度に収めましょう。
また大きければ大きいほどいいわけでもないので、注意が必要。
空き容量がありすぎると、布団の負担が大きくなって破れる可能性も出てくるので気をつけてください。
家庭用洗剤を入れるタイプの洗濯機でしたら、ふわふわの仕上がりになるダウンジャケット専用洗剤やおしゃれ着用洗剤がおすすめです。
乾燥
次に、乾燥の手順をお伝えします。
- 乾燥機は大きいサイズを選ぶ
乾燥機は布団に合ったサイズを選びましょう。
また庫内に入れる前に、布団をもみほぐしておいたほうが、ふわふわな仕上がりになります。
- 60分ほど乾燥させる
乾燥機の中に入れて、60分ほど乾燥させます。
温度は、80℃以上の高温を選びましょう。
取り出してみて乾いていないようでしたら、20~30分ほど追加で乾燥させてください。
その際は、裏返して乾燥させると、早く乾かせます。
乾燥させるとき、布団の中にテニスボールを1~2個入れてみてください。
布団間にすき間ができ、よりふっくら柔らかな仕上がりになります。
- 一度テーブルに広げて放熱
乾燥が終わったらすぐ取り出しましょう。
衣類は、熱が冷めるときの形で定着するため、放って置くとそのままシワになってしまいます。
取り出したあとは、テーブルの上に広げて、粗熱をとりましょう。
- 羽毛の偏りがなければ乾いた証拠
最後に、羽毛に偏りがないかを確認して、終了です。
羽毛布団はコインランドリーでキレイにしよう
コインランドリーで羽毛布団を洗う際の注意点や手順などについて、お伝えしました。
自宅で洗うのが難しい羽毛布団。
クリーニングを利用すると金額が高いし、どうしようと悩んでいる方もいると思います。
そんなときは、コインランドリーを活用してみてください。
持ち運びの手間はありますが、短時間でふわふわの仕上がりになります。
コインランドリーピエロは、羽毛布団などの大型洗濯も得意です。
ぜひお近くの店舗に足を運んでみてください。