季節の変わり目に適した衣類のお手入れ方法や注意点のご紹介
衣替えをする際、気になるのが洗濯すべきかどうか。
ほとんど着ていないし、そのまましまっちゃってもいいんじゃないかなぁ……、と思っている方もいるかもしれません。
ちょっと待った! その方法だと、大事な衣類が傷ついてしまうかも。
ここでは衣替え時の洗濯・収納方法についてお伝えしています。
衣服の出し入れや収納に困っている方は、参考にしてください。
衣替え洗濯が必要な理由
衣替え前の洗濯が必要な3つの理由をお伝えします。
汗や皮脂などの汚れが黄ばみの原因に
衣替え前に洗濯せず、そのまま収納してしまうと、汗や皮脂などの汚れが黄ばみに変色してしまう可能性があります。
黄ばみを防止したい場合は、クレンジングオイルとお湯を使って対策しましょう。
とくに黄ばみやすい、襟元や脇、袖口などをぬるま湯で濡らし、クレンジングオイルを塗って洗います。
その後、ぬるま湯でクレンジングオイルを落とし、洗濯機のなかに投入します。
このひと手間をかけるだけで、変わってきますよ。
虫食いが発生してしまう
長期間タンスやクローゼットにしまっていた服を取り出してみたら、虫に食われていた……。
こんな経験をしたことのある方もいるかもしれません。
このような繊維を食べる衣類害虫が衣服についていたら、お気に入りの洋服を食べられてしまいます。
タンスにしまう前にしっかり洗濯しておけば、害虫やその卵、害虫のエサとなる汚れなどを落とせます。
面倒くさがらずに、虫害から洋服を守るためにも必ず洗濯しましょう。
ダニが住み着いてしまう
ダニが住み着いた服を着てしまうと、身体がかゆくなったりすることがあります。
これは衣服についたダニが、クローゼットなどのなかで繁殖している証拠。
ダニを退治するためにも、洗濯とできれば乾燥機を使っての乾燥をおすすめします。
衣替え洗濯のポイント
洗濯機に入れたのだから、洗濯完了! そのように思っていませんか……?
衣替えの洗濯時は、その後長期間衣服をしまうことになるため、いつも以上に念入りなお手入れを心がけましょう。
洗剤も通常より洗浄力が強い、粉末タイプの使用がおすすめ。
また気になる部分は、シミ抜きしておくのもいいでしょう。
収納の注意点
収納するときの3つの注意点をお伝えします。
衣類ケースや引き出しの中の衣類の上に防虫剤を置く
防虫剤の成分は空気より重たいため、衣類の上に置きましょう。
ただし、防虫剤によって形や使われている薬剤などさまざまな種類があります。
説明書をよく読んで、決められた手順で使用しましょう。
衣服を詰め込みすぎない
衣類をぎゅうぎゅうに詰め込みすぎるのもNG。
防虫剤の効果が、全体に行き渡りにくくなってしまいます。
ある程度余裕をもって、詰め込むようにしましょう。
また防虫剤の適量は、衣類の枚数ではなく、スペースの広さによって変わってきます。
そのため、たとえ1枚しか衣類をしまっていなかったとしても、スペースが広ければそれなりの量の防虫剤が必要です。
段ボールに収納しない
段ボール収納はおすすめできません。
というのも、段ボールは断熱性が高く、暖かいため、虫が好む場所。
ダニなどの虫の被害に遭いたくない場合は、使わないようにしましょう。
また段ボールは湿気を吸いやすく、カビが生えやすいといった欠点もあります。
また開いてみないと何が入っているか分からないといった点においても、段ボールはおすすめできません。
出した衣類は洗濯する?
では、衣替えで新たに出した服は洗濯する必要があるのでしょうか。
出したばかりの服は、とくに見た目に問題がなさそうでしたら、そのまま着てかまいません。
しかし、汚れやニオイ、シワなどが気になるものは、洗濯してから着ることをおすすめします。
衣替え洗濯はコインランドリーがおすすめ
衣替え洗濯について分かりましたか?
長期間しまうことになる衣服だからこそ、ダメージを受けないよう念入りにお手入れしましょう。
ダニ被害に遭いたくない場合は、高温乾燥機を使っての乾燥がおすすめです。
コインランドリーの洗濯乾燥機を利用すれば、一度にたくさんの洋服を洗濯・乾燥できます。
衣替え洗濯の手間を省きたい方は、ぜひとも利用を検討してみてください。