花粉がつかない洗濯方法

春が近づいてくると、咳や鼻水が止まらない……。
花粉症に悩まされている方も多いのではないでしょうか。
環境省の調査によると、2008年(1~4月)の調査によると、花粉症の症状を持っている方は全体の29.8%(参照:花粉症環境保健マニュアル)。
この数値は、1998年の調査から10年で約10%増加しているそうです。
今後も、患者数の増加が懸念される花粉症。
花粉症の発症や症状を抑えるためには、花粉を避けなくてはなりません。
ここでは、花粉の時期の洗濯について説明していますので、花粉の影響から逃れたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
外干し
花粉症の方は、花粉の季節はあまり外干しすることはおすすめできません。
しかし天気のいい日などは外干ししたい、と思う人も少なくないでしょう。
ここでは、外干しする際に気をつけておきたい6つのポイントをお伝えします。
柔軟剤を使用する
花粉をつけてしまう大きな要因が、静電気。
柔軟剤を使用すると、表面が滑らかになり、繊維同士の摩擦が起きづらくなることで、静電気が発生しにくくなります。
花粉をなるたけつけたくない方は、柔軟剤を使用しましょう。
朝早くに干す
花粉の飛散量は一日のなかでも変動があり、朝は比較的少なく、お昼ごろや夕方ごろにピークを迎えます。
そのため、比較的花粉の飛散量の少ない朝早くに、洗濯物を干すことをおすすめします。
乾いたらすぐに取り込む
外干し時間が長いほど、花粉は衣服につきやすくなります。
そのため、乾いたと思ったら、すぐさま室内に取り込みましょう。
また取り込む際は、衣服についた花粉を振り落とすことも重要です。
「たいして変わらないんじゃないの」と思う方もいるかもしれませんが、3~4割近くの花粉が取れることもあるよう。
取り込むときは、マスクや眼鏡をすることをおすすめします。
また掃除機やコロコロなどを使って表面の花粉を除去すると、さらに効果が上がります。
取り込むときだけでなく、出かけて室内に入るときも花粉を振り払うようにしましょう。
手で花粉を払い落としたときは、すぐさま手を洗うようにしてください。
身体に触れる面を内側にする
花粉シーズンは部屋干しを心がけているけど、布団などはスペースもないし、外干しするしかない……。
そう考えている方も少なくないでしょう。
布団を外干しする際は、身体につける面を内側にしましょう。
取り込む際は、布団を叩くことはせず、手などで表面についた花粉を取り払います。
取り込んだあとは、布団クリーナーなどで両面をキレイに掃除すると、花粉をより遠ざけることができます。
また布団の静電気を抑えてくれるスプレーなども市販されているので、利用してみるのもいいでしょう。
乾燥機にかけてから干す
衣類乾燥機を使用するのも、花粉対策として効果的です。
乾燥機にかけてから干すことで、短い時間で乾かせます。
なかには「花粉コース」なるものが用意されている、洗濯乾燥機もあります。
10~15分程度乾燥機にかけるだけで、衣類に付着した花粉を払い落としてくれるので、利用してみるのもいいでしょう。
サンルームなどに干す
花粉対策として、サンルーム・テラス囲いを利用する方もいます。
サンルームなら室内干しでありながらも、太陽光を利用して服を乾かせます。
花粉の時期以外も、大活躍。
雨や風が強い日はもちろん、洗濯以外にも、家族の憩いの場として活用する方も大勢います。
後付け可能な商品もあるため、今から設置を検討してみてはいかがでしょうか?
部屋干し
花粉対策として、最もおすすめなのが部屋干しです。
しかしなかには、部屋干ししたときに発生する生乾き臭が苦手という方もいるでしょう。
そのような人たちのために、部屋干し時に気をつけておきたい3つのポイントをお伝えします。
風通しのいい場所に干す
部屋干しする際は、窓を2カ所以上開けるなど、通気性をよくすることを心がけましょう。
室内干しにおすすめの場所の1カ所目が、リビング。
とくに室内でエアコンなどを利用している場合は、それらの力を使って洗濯物も乾かしていきましょう。
とりわけリビングのなかでも、空気の通り道になっている中央部分がおすすめ。
また窓を開けられるなら、窓際もいいです。
次におすすめなのが、浴室。
浴室乾燥する場合は、まずお風呂場内の水分を除去しましょう。
またドアや窓を開けて、空気の通り道をつくってあげることも大切です。
室内に通気性のいい場所が見当たらない場合は、エアコンなどの力を利用することをおすすめします。
エアコンなどを有効活用する
部屋干しだとなかなか乾かない場合、エアコンの利用がおすすめ。
エアコンが使えない場合は、扇風機やサーキュレーターを利用するのもいいでしょう。
とくに厚手の衣類は乾きづらいため、エアコンの真下に干し、風当たりをよくするのがおすすめです。
脱水時間を長くする
脱水時間を長くすると、乾きやすくなります。
また脱水の際、乾いたバスタオルを一緒に入れると、バスタオルが洗濯物の水分を吸収してくれ、乾きが早まります。
厚手のものなどは、バスタオルに包んでから入れましょう。
コインランドリーがオススメ
花粉の季節の洗濯物干しについてお伝えしました。
「天気のいい日は外に干したい……」という気持ちは分かりますが、花粉症の方にとって外干しは危険です。
症状が悪化する恐れもあるので、できる限り避けたほうがよいでしょう。
室内干しだと、生乾き臭などが気になるという方もいると思います。
そのようなときは、コインランドリーの利用がおすすめ。
花粉の影響を受けることなく、洗濯~乾燥まで行うことができます。
時短にもなりますし、仕上がりもフワフワです。
花粉の時期はコインランドリーの使用も考えてみてください。
花粉の時期の洗濯は、ぜひコインランドリーピエロにおまかせを!
コインランドリーピエロでは、毎日のランドリー清掃と専門オペレーターがいるので、より清潔に、より安心してご利用いただけます。