コインランドリーでペット用品は洗える?自宅で洗濯時のポイント
いつも身につけているペット用の衣服やシーツ。
家の洗濯機で洗うのは抵抗があるし、コインランドリーの洗濯機のほうがパワフルで、におい汚れもよく落ちそう!
コインランドリーで洗っていいのかな?
ペット用品をコインランドリーで洗っていいのか、迷っている人も多いと思います。
ここでは、ペット用品をコインランドリーで洗濯していいのかだけでなく、自宅でペット用品を洗う際の注意点ついても解説します。
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コインランドリーでペット用品は洗えるの?
結論からいうと、一般的なコインランドリーでペット用品を洗うことはできません。
これはコインランドリー側が独自に決めたルールではなく、厚生労働省が定める「コインオペレーションクリーニング営業施設の衛生措置等指導要綱」に基づく指導によるものです。
同要綱では、営業者が遵守すべき事項として「し尿の付着したおむつ、運動靴、動物の敷物等の洗濯の禁止(専用の洗濯機を設置している場合を除く)」と明記されており、「動物の敷物等」がペット用品にあたります。
なお、ペット用品専用の洗濯機を導入しているコインランドリーであれば利用することができます。近年はこうしたペット専用ランドリーの店舗数が徐々に増えており、選択肢の一つとして注目されています。
なぜ一般コインランドリーでのペット用品洗濯は禁止なのか
禁止の理由は大きく3つあります。
① 衛生上の問題
ペット用品には犬や猫などの抜け毛・皮脂・排泄物由来の汚れが付着していることがあります。これらを一般の洗濯機で洗うと、庫内に毛や汚れが残り、次に洗濯した人の衣類に付着してしまう恐れがあります。
また、ペットのアレルゲン(犬や猫のフケ・唾液など)が洗濯槽内に残ることで、アレルギーを持つ利用者に健康被害をおよぼす可能性もあります。コインランドリーは不特定多数が使用する公共の場であり、他利用者への配慮が欠かせません。
② 機械の故障リスク
ペットの抜け毛や固形物は洗濯機・乾燥機のフィルターや排水管に詰まりやすく、機器トラブルの原因となります。故障した場合、修理・買い替えに高額な費用が発生するうえ、その間は他の利用者も機械を使えなくなってしまいます。
同じようにぬいぐるみの洗濯もコインランドリーではできません。コインランドリーでのぬいぐるみの洗い方・乾燥方法の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
③ ルール違反の際のペナルティ
ルールを破ってペット用品を洗濯した場合、以下のようなトラブルに発展する可能性があります。
- 故障した洗濯機の修理・損害賠償を請求される
- コインランドリーへの入店を禁止される
- 他の利用者からのクレーム・トラブルの原因になる
| リスクの種類 | 具体的な影響 |
| 衛生面 | 他利用者の衣類への毛・汚れ・アレルゲンの付着 |
| 機器への影響 | 排水詰まり・フィルター損傷・機械故障 |
| 法的リスク | 損害賠償請求・出入り禁止処分の可能性 |
「どうしてもコインランドリーで洗いたい」という方は、ペット専用のコインランドリーを利用しましょう。
近年、ペット専用の洗濯機・乾燥機を設置したコインランドリーが全国的に増えてきており、こうした専用施設であればペット用品を洗濯・乾燥することができます。
自宅でペット用品を洗う際の注意点
ペット専用コインランドリーが近くにない場合や、手軽に自宅で洗いたい場合は、以下のポイントを押さえながら洗濯しましょう。
1. 事前に毛を落としておく
衣類や敷物などに付いているペットの毛を、洗濯前にエチケットブラシやコロコロクリーナーなどを使って落としておきましょう。
落とさずに洗ってしまうと、ほかの衣類に毛が付いてしまったり、洗濯機の故障につながったりするケースがあります。専用のブラシやクリーナーがない場合は、ゴム手袋やたわしを使うのも有効です。
- ゴム手袋で手をこすりつけるように毛をまとめる
- 洗濯前に外でしっかり振り払う
- 洗濯後は必ずフィルターや排水口を清掃する
2.人用の洗濯物とは別洗いする
事前に毛を落としても、完全には除去しきれないことがあります。特に抜け毛の多い犬種・猫種(ゴールデンレトリバー、柴犬、ペルシャなど)を飼っている場合はなおさらです。

まだ毛が付いているかもしれないペット用品を人間の洗濯物と一緒に洗うと、衣類に毛が移る可能性があります。ペット用品は単独で洗うか、専用の小型洗濯機を用意するのもおすすめです。
- 洗濯ネットを活用して毛の広がりを防ぐ
- ペット用に小型洗濯機を1台用意する方法も有効
- 洗濯後は槽洗浄コースで洗濯機内を清潔に保つ
3.ペット用品用の洗剤を使用する
ペットのにおいや汚れを効率的に落とすために、できればペット用品専用の洗剤を使用しましょう。
ペットのにおい・汚れの成分は人間のものとは異なるため、一般洗剤では落ちにくいことがあります。
ペット専用洗剤には、ペットのにおい汚れを分解する成分が配合されており、洗浄力が高まります。また、人用洗剤は香りが強く、嗅覚の鋭いペットにストレスを与えることがあるため、ペットの健康面でも専用洗剤の使用が推奨されます。
- 無添加・無香料タイプがペットに優しく安心
- ダニ除去・抗菌成分入りの洗剤も近年増えている
- インターネット通販でも手軽に購入可能
4. 洗濯後は十分に乾燥させる
ペット用品は厚みがある布製品(ベッド・ブランケットなど)が多く、内部まで乾かないと雑菌やカビが繁殖しやすくなります。洗濯後は以下の方法でしっかり乾燥させましょう。
- 晴れた日に直射日光を当てて天日干しする(紫外線による除菌効果あり)
- 乾燥機が使える素材であれば、乾燥機を活用する(高温でダニも死滅)
- 扇風機や除湿機を使った室内乾燥も有効
ペット用品の種類別・洗濯方法の目安
ペット用品といってもさまざまな種類があります。素材や形状によって適した洗い方が異なりますので、以下を参考にしてください。
| ペット用品の種類 | 推奨の洗い方 | 注意点 |
| ペット服・バンダナ | 洗濯機(弱水流)またはペット専用ランドリー | 洗濯表示を必ず確認。飾り・金属パーツに注意 |
| タオル・小物 | 洗濯機(ペット用洗剤) | 人用と分けて洗う |
| シーツ・ブランケット | 洗濯機またはペット専用ランドリー | 厚みがあるため乾燥に時間がかかる |
| ペットベッド(小型) | 洗濯機(洗濯ネット使用)またはペット専用ランドリー | 中綿が偏らないよう乾燥は念入りに |
| ペットベッド(大型) | ペット専用ランドリー推奨 | 家庭用洗濯機では容量オーバーになりやすい |
| ハーネス・リード | 手洗い(ぬるま湯) | 金属パーツのサビ・劣化に注意。乾燥機不可 |
まとめ:ペット用品の洗濯はルールを守って清潔に
コインランドリーでペット用品を洗濯することは、一般のコインランドリーでは禁止されています。これは衛生上の問題や機械故障リスク、他の利用者への配慮から定められたルールです。
| 洗濯方法 | メリット | デメリット・注意点 |
| 自宅の洗濯機 | いつでも手軽に洗える | 人用と分けて洗う必要あり。洗濯機の清掃が必須 |
| ペット専用コインランドリー | 専用機で毛・汚れが落としやすい。乾燥まで完結 | 店舗数がまだ限られる。近隣にない場合も |
| 専門クリーニング | プロの仕上がり。大型品も対応可 | 費用がかかる。持ち込み・引き取りの手間 |
ルールを守ることで、みんなが気持ちよくコインランドリーを使い続けられます。ペット用品は自宅での洗濯を基本とし、どうしてもコインランドリーを使いたい場合はペット専用施設を利用しましょう。
