コインランドリーで脱水のみはできる?利用可否と代替方法を解説

コインランドリーに洗濯したい衣類を持って行って、脱水だけやってほしい、というシチュエーションにある人もいるかもしれません。
そのような場合、コインランドリーで脱水だけをすることはできるのか?できないときにはどうすればいいのか、について知りたい方もいると思います。
ここでは、脱水だけコインランドリーでできるかなどについて解説します。
コインランドリーって脱水だけでも利用できる?
基本、コインランドリーで脱水のみという利用方法はできません。
たまに、脱水コースを選べる洗濯機もありますが、まれだと思ったほうがいいでしょう。
一般的に、脱水だけのためにコインランドリーに来るというシチュエーションはかなり珍しいです。
もし近所のコインランドリーが脱水だけという対応をしていなかったとしても、「普通のコインランドリーはそう」ぐらいに思っていたほうがいいと思われます。
脱水の効果
適切な脱水時間
- 通常の衣類:3-5分
- 厚手の衣類:5-7分
- デリケート素材:1-2分
回転速度と効率
- 高速回転(1000rpm以上):最も効率的な脱水が可能
- 中速回転(800rpm前後):一般的な脱水に適する
- 低速回転(500rpm以下):デリケート素材向け
衣類別の最適な脱水方法
厚手の衣類
- 2回に分けての脱水
- 途中で位置を変える
- 十分な脱水時間の確保
デリケート衣類
- 手洗い後の軽い押し絞り
- タオルで挟んで水分を吸収
- 陰干しで自然乾燥
特殊素材
- ウール:押し絞りのみ
- シルク:タオル使用
- スポーツウェア:通常脱水可
洗濯機を使わず脱水する方法を紹介
洗濯機が故障してしまったなどの理由で、脱水ができないこともあると思います。
ここでは、洗濯機を使わなくても脱水できる方法を紹介します。
1.乾いたバスタオルなどと一緒に絞る
洗濯機の故障などで脱水機能が使えないとき、最初に思い浮かぶのが“手絞り”ではないでしょうか。
手でぎゅっと絞ることで、水がしたたり落ちてきます。
このとき、乾いたバスタオルなどと一緒に絞ると、タオルが水分を吸収してくれ、脱水効果がアップ!
手元に吸水タオルがあれば、さらに効率が上がります。
2.脱水機を購入する
洗濯機は持っていなくても、脱水だけは大変だから、脱水機を利用しているという人もいます。
脱水機とは、脱水専用のマシンのこと。
手洗いしたときなど、脱水だけは機械に頼りたいといった人に重宝されています。
脱水機を利用すれば、ものの数分で、商品によっては洗濯機以上の効果を発揮するものも。
「すべて手絞りで対応するのは大変すぎる……」という人は、脱水機を購入するのもおすすめです。
脱水のよくある失敗と解決法
脱水ムラ
原因
洗濯物がかたよっているため、均等に脱水ができない。
解決法
- 洗濯物を均等に配置し、重ならないようにする。
- 一度脱水した後、衣類の位置を変えて再脱水する。
- 厚手のものと薄手のものを混ぜて入れないようにする。
衣類が絡まる
原因
長い衣類や紐があるものが絡まってしまい、脱水が不十分になる。
解決法
- 長い衣類はネットに入れて脱水する。
- できるだけ小分けにして、複数回に分けて脱水する。
- 衣類を広げた状態で投入し、ひも状のものは結んで絡まらないようにする。
衣類の破損や型崩れ
原因
強すぎる回転や適さない脱水方法による生地へのダメージ。
解決法
- デリケート素材やウールはネットに入れる。
- 脱水時間を短めに設定する。
- 低速回転モードを使用する。
- タオルドライを活用して、機械脱水を最小限に抑える。
水がしっかり切れず乾燥に時間がかかる
原因
脱水が不十分で水分が残っている。
解決法
- 衣類をタオルに挟んで押し絞る。
- 追加で短時間の脱水を行う。
- 風通しの良い場所で乾燥させ、湿気がこもらないようにする。
洗濯機の異常振動や停止
原因
偏った洗濯物の配置や過剰な詰め込みによるバランスの崩れ。
解決法
- 洗濯物を均等に配置する。
- 一度取り出して再配置し、脱水を再開する。
- 詰め込みすぎないよう、適量で運転する。
まとめ
コインランドリーでは通常、脱水のみの利用はできません。代替手段として家庭での対応や専用脱水機の活用を検討しましょう。緊急時は各種の手絞り方法で対応し、長期的な解決策として脱水機の購入も考慮に入れてください。
こちらではコインランドリーでの所要時間を短くする小技を紹介していますので、詳しくはコインランドリーの所要時・平均時間・待ち時間の記事をご覧ください。
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