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コインランドリーでドライクリーニングはできる?徹底解説

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ドライクリーニングのマークが付いている洋服だけど、コインランドリーで洗濯できるかな?

コインランドリーの洗濯機は特殊だから、ドライクリーニングもできるのではないか、と思っている人もいるかもしれません。

本当にコインランドリーでドライクリーニングは可能なのか?についてお伝えします。

コインランドリーでドライクリーニングはできません

結論から言うと、コインランドリーでドライクリーニングはできません。

「大型の業務用洗濯機があるから、ドライクリーニングもできるのでは?」と思われる方も多いのですが、実はドライクリーニングと通常の洗濯は、まったく別の洗浄方法なのです。

なぜできないのか?3つの理由

1. 特殊な溶剤が必要

ドライクリーニングは水ではなく、石油系またはパークロロエチレンなどの有機溶剤を使用します。この溶剤は一般の方が扱えるものではなく、専門の設備と管理体制が必須です。

例えるなら: 水洗いが「お風呂で体を洗う」ことなら、ドライクリーニングは「油性の汚れを油で落とす」ような特殊な技術です。

2. 専門免許を持つスタッフが必要

ドライクリーニングを行うには、クリーニング師の国家資格が必要です。無人で運営されるコインランドリーでは、この要件を満たすことができません。

3. 高度な専門知識と設備管理

  • 衣類の素材ごとの処理方法の判断
  • 有機溶剤の安全管理
  • 環境への配慮と廃液処理
  • 火災予防などの安全対策

これらすべてを無人施設で実現することは不可能なのです。

ドライクリーニングとは?基礎知識を解説

水を使わない洗浄方法

ドライクリーニングは、水の代わりに有機溶剤を使用して衣類を洗浄する専門技術です。

どんな衣類に必要?

以下のような衣類は、ドライクリーニングが推奨されます。

  • スーツ・ジャケット – 型崩れを防ぐため
  • シルク・カシミヤ製品 – 繊細な素材の保護
  • 着物・和装品 – 伝統的な染色技術の保護
  • ウール製品 – 縮みや毛玉の防止
  • 装飾が多い衣類 – ビーズ、スパンコールなどの保護

ドライクリーニングの3つのメリット

  1. 油性汚れに強い – ファンデーション、皮脂汚れを効果的に除去
  2. 型崩れしない – 水による繊維の膨張がないため形状維持
  3. 色落ちしにくい – 染料の流出を最小限に抑制

あなたの衣類は洗える?洗濯表示の正しい見方

ドライマークの種類と意味

洋服のタグに付いている洗濯表示を確認しましょう。

ドライクリーニングに関するマーク

◯に「P」または「F」の文字
→ ドライクリーニング可能
◯に「P」または「F」+下線
→ 弱いドライクリーニング
◯に✕印
→ ドライクリーニング不可

水洗い不可のマーク

洗濯桶マークに✕印
→ 家庭での水洗い不可
桶マーク+×

【重要】ドライマーク=コインランドリー不可ではない

実は、「ドライマーク付き」でも家庭で洗える衣類も存在します。

ただし、以下の条件を満たす場合に限ります。

  • 洗濯表示に「手洗い可」のマークがある
  • 素材が綿や麻などの丈夫な繊維
  • 装飾が少なくシンプルなデザイン

迷ったときの判断基準

  • 高価な衣類 → クリーニング店へ
  • 思い出の品 → クリーニング店へ
  • 色落ちが心配 → クリーニング店へ

コインランドリーで洗える衣類・洗えない衣類

コインランドリーで洗える衣類

衣類の種類ポイント
Tシャツ・カットソー綿・ポリエステル素材
ジーンズ色落ち覚悟なら可能
タオル・シーツ大型洗濯機で効率的
作業着頑固な汚れも落ちやすい
布団・毛布専用の大型機を使用

コインランドリーで洗えない衣類

衣類の種類ポイント
スーツ・ジャケット型崩れ・縮みのリスク
シルク製品繊維が傷む
レザー・合成皮革素材の劣化
ビーズ・スパンコール付き装飾が取れる
撥水加工品機能が低下
ドライマーク専用衣類縮み・変色のリスク

ドライマーク衣類はどうする?代替案3選

方法1:クリーニング店に依頼【推奨】

メリットデメリット
プロの技術で安心コストがかかる(1着800円〜2,000円程度)
素材に応じた最適な処理仕上がりまで数日かかる
仕上がりが美しい

こんな人におすすめ

  • 大切な衣類を長く着たい
  • 失敗のリスクを避けたい
  • 仕上がりの品質を重視

方法2:自宅で手洗い(条件付き)

可能な条件デメリット
洗濯表示に「手洗い可」マークがある失敗のリスクあり
綿・麻などの比較的丈夫な素材時間と手間がかかる
色落ちテストが問題なし(目立たない部分で確認)仕上がりの質はプロに劣る

手洗いの手順

  1. 30℃以下のぬるま湯を用意
  2. おしゃれ着用洗剤を溶かす
  3. 優しく押し洗い(もみ洗い厳禁)
  4. 十分にすすぐ
  5. タオルドライ後、陰干し

方法3:宅配クリーニングサービス

メリットデメリット
自宅から発送できる配送に時間がかかる
まとめて出すと割安実店舗より割高な場合も
保管サービスもある

よくある質問

コインランドリーの「ドライコース」ってドライクリーニング?

違います。コインランドリーの「ドライコース」は、水を使った優しい洗濯モードのことです。ドライクリーニング(有機溶剤を使う方法)とは全く別物なので注意が必要です。

1回だけならドライマーク衣類を水洗いしても大丈夫?

おすすめしません。1回の洗濯でも以下のリスクがあります。

  • 縮み・型崩れ
  • 色落ち・変色
  • 風合いの変化
  • 装飾の破損

特にウール・シルク・レーヨンは要注意です。

クリーニング代を節約する方法は?

以下の方法で節約できます。

  • 宅配クリーニングのまとめ割を利用
  • 衣替えシーズンの割引キャンペーン
  • 会員制サービスで単価を下げる
  • 本当にクリーニングが必要か見極める
緊急で今日中に洗いたい場合は?

以下の順で検討してください。

1. 即日仕上げのクリーニング店
2. 自宅での応急処置(部分洗いのみ)
3. 消臭スプレー+陰干し

全体洗いは避け、どうしても必要なら専門店に相談を。

コインランドリーとクリーニング店、どう使い分ける?

以下の基準で判断しましょう。

コインランドリー向き

  • 日常着(Tシャツ、ジーンズ)
  • 寝具(布団、毛布)
  • タオル類
  • 作業着

 

クリーニング店向き

  • スーツ・ジャケット
  • コート
  • ドレス・着物
  • ドライマーク衣類
  • 高価な衣類

【まとめ】大切な衣類を守るために

  1. コインランドリーではドライクリーニングは不可能
    理由:特殊溶剤、専門免許、安全管理が必要
  2. 洗濯表示を必ず確認
    ドライマークと水洗い不可マークに注意
  3. 迷ったらプロに相談
    高価な衣類・思い出の品は専門店へ
  4. 適切な使い分けでコスト削減
    必要な衣類だけクリーニング店へ

失敗しないための心構え

「この服、本当にコインランドリーで洗って大丈夫?」

衣類は一度傷めてしまうと元に戻せません。少しでも不安を感じたら、以下のチェックをしてみてください。

  • 洗濯表示を確認した
  • 素材が水洗い可能か調べた
  • 失敗しても諦められる衣類か考えた
  • クリーニング代と比較検討した

すべてにチェックが入らなければ、クリーニング店に相談することをおすすめします。

コインランドリーとクリーニングの違いについても知りたいという方は、関連記事「コインランドリーとクリーニングの違いは?メリットも紹介」もご覧ください。

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