服についた頑固な油染み・油汚れの落とし方4選
服についた油染みの落とし方を知りたい方に向けて、4種類の効果的な方法をご紹介する記事です。
洋服にラーメンや鍋のスープが飛んでしまったり、工業系のお仕事をされていたりするときに困るのが「油染み」だと思います。
いつもどおりに洗っても取りにくく、そのまま時間が経ってさらに取れにくくなると悪循環になることも。
「クリーニングに出さなければいけないのかな?」と考える方も多いと思いますが、油染みは自宅で取り除ける可能性もあります。
今回は洋服に付着した強い油染みの落とし方を4種類解説。
この記事を参考にしていただければ、油染みをクリーニングに出さずとも取り除けるようになるはずです。
油染みってどんなもの?
「油染み」とは脂溶性の油分を含む汚れのことです。
このタイプの汚れは水になじまず、「水で落としにくい」特徴があり、いつもどおりの洗い方で取り除くのは難しいもの。
油のシミを作り出す脂溶性の汚れには次のようなタイプがあります。
【脂溶性汚れのタイプ】
- ・食品の油分による汚れ
- ・化粧品による汚れ
- ・皮脂汚れ
- ・工業油による汚れ
食品や工業に使われる油だけでなく、化粧品に含まれている油分も服につくとシミとなります。
また、人間の皮脂も油分なので、長く着用している衣服にはシミとなって残ることも。
以上のようにさまざまな原因で、油分を含んだ汚れは、服に付着しているのです。
油染みの落とし方
それでは服についた油染みの落とし方を見ていきましょう。
1:食器洗い洗剤を使用する方法
まずは身近にある食器洗い洗剤を使う取り方をご紹介します。
【食器洗い洗剤を使う方法】
- 1.洋服を40℃のお湯につける
- 2.お湯から洋服を取り出す
- 3.食器洗い洗剤をかける
- 4.洋服をもんで洗う
- 5.洗濯用のブラシでこする
- 6.40℃のお湯ですすぐ
食器洗い洗剤は油分汚れを取り除く力が強く、優しくもむように洗うだけできれいに取ることができます。
仮に、汚れが取れなくても、洋服を強くこすることはやめましょう。
強くこすり洗いをすると、繊維の奥まで汚れが入り込み、さらに取れにくくなるため注意しなければいけません。
2:メイク落としを使用する方法
次にメイク落としを使って油染みを落とす方法です。
【メイク落としを使う方法】
- 1.オイルタイプクレンジングをかける
- 2.汚れたところをもんで洗う
- 3.5分間そのまま放置する
- 4.40℃のお湯ですすぐ
クレンジングオイルは文字通り、化粧品による汚れの場合に、大きな効果を発揮します。
また、繊維の奥に入り込んだ汚れを取り除く力が強い特性があるため、食器洗い洗剤で取れなかった強い油染みにも、試す価値はあります。
3:煮沸による方法
洗剤などを使わず、煮沸だけで油染みが取れることもあります。
【煮沸を使う方法】
- 1.水を沸騰させる
- 2.沸騰したお湯の中に粉石鹸を入れる
- 3.洋服をお湯の中にひたす
- 4.15分間煮る
- 5.洋服を冷ます
- 6.汚れがまだ残っていれば固形石鹸でもんで洗う
煮沸による取り方は、油分汚れを取り除くだけでなく洋服の殺菌・消毒効果も得られるのがメリット。
ただし熱に強い洋服にしか使えない方法です。
綿であれば問題ありませんが、ポリエステルなどの化学繊維、ウールなど動物繊維を使用した洋服には向きません。
綿製の洋服に油染みができた際に試してみてください。
4:電解水を使用する方法
最後に電解水を使う方法ご紹介します。
【電解水を使う方法】
- 1.電解水をスプレーする
- 2.優しくもんで洗う
- 3.5分間そのまま放置する
- 4.40℃のお湯ですすぐ
電解水にはタンパク質や油分を分解する効果があります。
そのため、洋服に付着した油分はもちろん、人の肌から付着したタンパク質由来の汚れもきれいにしてくれます。
使い方はいたってシンプルで、スプレーして、もんで洗うだけなので簡単です。
また、除菌効果もあるので、油分汚れを取り除きながら洋服の除菌も可能になります。
洋服の油染みは自宅でも落とせる!
いかがでしたでしょうか?
この記事で解説してきたことを参考にしていただければ、洋服についた油染みの取り方がご理解いただけたと思います。
油分による汚れは自宅でも落とせる可能性がありますが、コインランドリーで洗うのもおすすめの方法。
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