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大型洗濯機の業務用清掃は業者一択!メリットとデメリットを紹介

2023年6月19日
大型洗濯機の清掃

コインランドリーを経営していくうえで、大型洗濯機の業務用清掃は業者にお願いするのが得策です。利用客が来店した際に洗濯機が動かないと売上が立たなくなり、洗濯途中で洗濯機が壊れると洗濯物を取り出せず、利用客に迷惑をかけることになります。

しかし、コインランドリーの大型洗濯機は使用頻度が高く、ごみやほこりが溜まりやすくなっています。洗濯機内部は黒カビや雑菌も発生しやすいため、こまめな清掃が必要です。不特定多数の利用客が使用するため、家庭用と比べて故障のリスクも高くなります。

そのため、洗濯機の管理は自分だけで行うのは難しく、プロの清掃業者にお願いするのがおすすめです。この記事では、大型洗濯機の清掃を業者に依頼すべき理由や業者の選び方について説明します。清掃を依頼しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

自分で清掃するメリット・デメリット

自分で大型洗濯機を清掃する場合、費用面や機械故障のリスクの観点からメリット・デメリットの両方があります。詳しく見ていきましょう。

メリット

自分で洗濯機を清掃するメリットは、費用を抑えられる点です。清掃業者に依頼すると20,000円〜50,000円ほど費用がかかります。それに比べて、自分で洗濯機の清掃ができれば、洗剤や掃除道具の購入費用しかかりません。

また、日常的に清掃することで、機械の現状を確認できる点もメリットといえるでしょう。機械ごとに現状の把握ができるため、買い替えや処分のタイミングも計画が立てやすくなります。機械の知識も増え、エラーや故障時に対応できるのはよいでしょう。

加えて、自分で清掃することでコインランドリーの店舗の滞在時間が増えて、利用客と接点が持つ機会になり、店舗の問題点に早めに気づけるのもメリットです。

機械の稼働状況や故障時の早期発見、店舗内の清掃やサービスが十分に行き届いているかどうか確認できるタイミングが増え、売上アップのヒントが見つかるでしょう。

デメリット

自分で洗濯機を清掃するデメリットは、細かいところまで清掃が行き届かない点です。専門の業者はパーツを分解し、洗濯槽を外して細かいところまで徹底的に清掃してくれますが、専門知識や道具がない素人が同じように清掃するのは難しいでしょう。

仮に自分で洗濯機の清掃ができたとしても、プロの何倍も時間がかかってしまうおそれがあります。清掃に時間がかかりすぎると、その間機械をストップして売上に響いたり、ほかの業務に手が回らなくなったりするため、業者への清掃依頼がおすすめです。

また、一番の懸念事項として、知識なしで洗濯機のパーツを分解したり、洗濯槽を外すことで壊してしまったり、元に戻せなくなるリスクもあります。大切な商売道具なので、丁寧に扱うという意味でも業者へ依頼し、確実に清掃してもらう方が安心です。

業者に清掃を依頼するメリット・デメリット

洗濯機の清掃を業者に依頼する場合もメリット・デメリットの両方があります。詳しく解説しますので、業者へ依頼するかどうかの判断材料にしてください。

メリット

業者に清掃を依頼するメリットは、洗濯機の構造を熟知したプロが、専門の器具や洗剤で清掃してくれるので、時間短縮になることです。機械がストップする時間も短く済むため売上への影響が少なく、店舗清掃や売上管理などほかの業務に集中できるでしょう。

また、業者に依頼した場合、自分でできない部分も綺麗にクリーニングしてもらえます。プロは洗濯槽を本体から外し、完全に分解してクリーニング・除菌します。

そのため、汚れやカビがきれいに除去されるだけでなく、除菌で雑菌の繁殖を抑えられて、清潔さを保つことができます。

清掃業者に依頼する一番大きなメリットとしては、洗濯機の寿命が伸びる点です。長期間調子が悪く、修理や買い替えを検討していた機械もプロに徹底的に清掃してもらうことで、スムーズに動くようになる場合があります。

大型洗濯機は1台購入するのに、多くの費用がかかります。清掃を依頼することで洗濯機の寿命が延び、経費削減につながるのはうれしいポイントです。

また、プロの清掃業者に依頼することで、故障や漏電などのトラブルも起きにくくなります。自分で分解清掃すると、パーツを壊してしまったり、分解してから元に戻す際に手順を間違えたりしやすいです。プロに依頼すれば、スムーズに作業を終えて元に戻してくれるでしょう。

デメリット

清掃業者に選ぶうえでのデメリットは、対応してくれる業者が少ない点にあります。家庭用の縦型洗濯機と比べて、大型洗濯機は分解洗浄が難しく、清掃を引き受けていない場合も多いです。

費用面では、大型洗濯機の清掃作業の難易度が高く、故障のリスクがあることから、清掃費用が高く設定されています。そのため、清掃代の負担が大きくなることもあります。

清掃業者に依頼する場合は、使用頻度に合わせて適切な清掃の頻度を設定し、清掃の費用がかさまないよう注意すべきでしょう。

清掃業者の選び方

プロの清掃業者に依頼する場合は、あらかじめ業者の情報をしっかり得てからにしましょう。

確認しておくとよい情報は、作業内容と料金、HPの有無、対応している機種、エリア、部分分解洗浄と完全分解洗浄どちらなのか、損害保険への加入の有無、実際に修理をしてもらった人の口コミなどです。

これらを細かく確認しておくことで、業者とのトラブルを防ぎ、適切に洗濯機を清掃してもらえるでしょう。

とくに費用面では、大型洗濯機に対応している業者が少ないことから、清掃内容に見合わない額を請求されるおそれがあるほか、後から強引に作業代を追加されることがあるかもしれません。

必ず作業内容・工程と料金をセットで確認し、作業が追加になったり追加費用がかかったりする場合は、了承を得てから作業してもらうようにしましょう。

また、修理中の故障トラブルの際に清掃業者が損害保険に入っていないと、修理代を保証してもらえなくなってしまいます。損害保険の加入の有無についても必ず確認しましょう。

まとめ

大型洗濯機の清掃は、業者に依頼することで機械の寿命が伸びます。清掃費用は発生しますが、よい業者を見つければ漏電や故障などのトラブルが避けられ、自分ではできない分解洗浄をしてもらうことで、常に清潔な状態を保てます。

一方、自分で洗濯機の清掃しようとすると、分解後に組み立てられなくなったり、故障させたりしてしまうおそれがあります。プロに依頼することで、そのようなトラブルが回避できるのがメリットです。

また、コインランドリーを経営するうえで、メンテナンスが行き届いていることや、清潔感は売上に直接響きます。

洗濯機の清掃を業者へ依頼し、利用客が来たときにいつでも清潔な状態で使えるようにして、空いた時間で店舗の清掃を強化することで、利用客の満足度が高いコインランドリーになります。

売り上げを伸ばしたい方、自分で洗濯機の清掃をして大変な思いをしている方は、ぜひ一度業者へ清掃依頼してみてください。

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