コインランドリーで花粉も落としてきれいな洗濯を
日本人の約40%が花粉症だといわれています。
花粉症ときくと多くの方が春をイメージされると思います。
実は春の花粉症は主にスギによるもので、春以外の季節でも様々な花粉が飛んでいます。
秋に花粉症のような症状が出る方はブタクサなどの花粉が原因かもしれません。
花粉症は鼻水や目のかゆみ、くしゃみが起こる場合が多いですが、人によっては肌にかゆみなどの症状が出たり、体調を悪くする方もいます。
健康管理のためにも花粉症の対策が重要です。
今回は花粉症の対策についてご紹介いたします。
花粉症で困っている人にはコインランドリーがおすすめ
困ったことに花粉は、外出時に私たちの服についてきて家の中にまで入ってきます。
ですから外から帰ったら必ず、洋服全体からきちんと花粉を落として家に入るようにしなければなりません。
特に寒い季節のマフラーやセーターなどは要注意です。これらウール素材のものは、非常に花粉がつきやすいのです。念入りに落とさなければ、家に持ち込むことになってしまいます。一度家の中に入ってくると、外に出すのは難しくなりますので気をつける必要があります。
花粉の時期には洗濯物にも困った問題が起こります。
なぜならば、洗濯した後に外に干さなくてはならないからです。外に干せば必ず花粉がついてきます。これが症状を悪化させることになりますので注意しましょう。
これらの洗濯物も、取り込む際には十分に払ってから家に入れるようにしてください。
しかし、花粉を落としづらいものもあります。それは毛布や布団などの大きな洗濯物です。これらは干すにも干しづらく、乾くのにも時間がかかります。
時間がたてばたつほど花粉は落としづらくなります。実際によく払って落としたつもりでも残っていることが多いです。そんな時こそ、コインランドリーを利用するのが一番です。これならば外に干すこともなく、洗濯から乾燥まで短時間でできてしまいます。
コインランドリーを使って花粉を落とそう
花粉症の人は洗濯物を外に干さないのが鉄則になります。
そのため、洗濯物はコインランドリーで洗うようにしましょう。こうすることで洗濯物から花粉が家に入り込むことを防げます。
また、中には布団などの大きなものは、クリーニング店に依頼する人もいますが、これだと清潔にはなっても大きな出費になります。
さらに、布団はクリーニングが終わるまでに日数がかかるため、その間は別の布団を用意する必要が出てきます。
その点、コインランドリーを利用すれば、その日のうちに出来上がりますし、料金も比較的安いので、経済的にも安心でしょう。
コインランドリーは衛生的にも優れています。
近年では洗濯水にマイナスイオン水を使用しているところも出てきえいます。
これは水を電気分解する時に生成される水溶液で、たんぱく質や油脂汚れを洗浄してくれますし、洗濯物に残った雑菌などもきれいに洗い流せて、除菌効果も生まれます。
また、電解水に含まれている電解次亜塩素酸は、ウイルスの除菌に役立っています。
次亜塩素酸は食品分野において野菜や調理器具の殺菌や消毒、あるいは野菜の色を保持するために使用されているほどで、人体にも影響がないものです。
さらに、この次亜塩素酸はノロウイルスやインフルエンザウイルスを不活化させることで知られており、衣服などについているウイルスを不活化することができます。
ダニや花粉にはアレルギー症状を引き起こすアレル物質が含まれていますが、この次亜塩素酸水はアレル物質除去にも大きな効果があると言われています。
コインランドリーには電解次亜塩素酸を使っているところもあり、細菌の除去だけではなく、アレル物質をも除去してくれる効果が期待できます。花粉症で困っている人に、コインランドリーの利用は特におすすめと言えるでしょう。
コインランドリーで布団を洗濯する方法
花粉を落とすためにコインランドリーで布団を洗濯する場合、注意しなければならないことがあります。
それは、洗濯できる布団の種類です。敷布団や掛け布団、羽毛布団と大抵のものは洗濯できますが、一応、布団についている洗濯物表示のタグを確認しましょう。
例えばキルティング加工をしていないものや、ドライクリーニング専用のものは洗濯できません。乾燥についても同様で、タグをきちんと確認しなければなりません。
布団を洗濯する時は、そのまま洗うと、綿の場合は偏ったり固くなったりすることがあります。そのため使用する洗濯槽は、布団を入れて十分に余裕がある大きさのものを選び、シーツやカバーを外して、布団をひもで縛ります。
もしひもがない時は、大きなネットに入れても大丈夫です。
また、布団を複数枚一緒に洗いたい時は、同じ種類のものを一緒にします。羽毛布団であれば羽毛布団同士、綿布団であれば綿布団同士が望ましいです。なぜそうする必要があるのかと言うと、羽毛布団と綿布団では重さが違うため脱水がうまくできないという状態が起こるからです。
乾燥の時は、羽毛布団に限らず布団を縛った場合は、ひもはほどいて乾燥機にかけます。縛ったままだとその部分が乾きにくく、完全に乾燥させるのに時間がかかってしまいます。そして乾燥機に入れる量ですが、大きさの3割程度が良いです。温風を布団の中まで行き渡らせて十分に乾燥させるためには、空間に余裕がある大きさのものを選びます。
コインランドリーは、花粉症対策や布団など大きなものを洗濯するにはとても便利です。家庭では長時間かかるものも短時間で済み、時短にもなります。自宅で洗えないものや面倒なものは、コインランドリーを上手に活用しましょう。