ランドリーお役立コラム

コインランドリーで洗濯すると服が縮む?

2021年7月27日
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コインランドリーで洗濯したいと思うけど、衣服が縮んでしまったらどうしよう……。 

なんとなく不安で、行動に踏み出せない人もいると思います。 

コインランドリーで衣服を洗濯すると、縮んでしまうというのは本当なのでしょうか? 

また縮みやすい&縮みにくい素材も紹介します。 

 

コインランドリーを使うと縮むって本当? 

コインランドリーで洗濯すると服が縮んでしまうのでは? と心配している方もいると思います。 

実際に、コインランドリーで洗濯したことで、服が縮んでしまうことはあります。 

 

例えば、脱水時。コインランドリーの洗濯機は家庭用より機能性が高い分、脱水の機能もパワフル。 

その分、繊維同士がくっついてしまい、衣服が縮んでしまうことがあるのです。 

 

また乾燥機も天日干しに比べて高温なため、生地が傷みやすく、服が縮みやすい傾向にあります。 

とくに温まった生地が冷まされていくとき、繊維同士の間隔が狭まり、縮みやすくなってしまいます。 

乾燥機によっては温度設定できるものもあるので、ぜひ下記記事を確認して、高温・中温・低温で乾燥する衣類を決めましょう。
コインランドリーの乾燥機の温度について

縮んでしまう服や素材 

以下の衣服や素材は縮んでしまう可能性があるので、コインランドリーで洗濯しないようにしましょう。 

1.ウール  

カシミアやアンゴラなどの羊毛を含むウール製品は、コインランドリーで洗濯しないほうがいいです。 

ウールは水洗いすることで縮みやすくなります。これをフェルト収縮といいます。 

ただし、洗濯表示にて洗濯可になっているものはウールでも縮みにくいよう加工されています。 

そのため、洗濯する前は必ず洗濯表示をチェックしましょう。 

2.シルク(絹)  

シルクもデリケートな素材のため、コインランドリーでの洗濯はNG。 

水に弱く、洗濯機に入れることで、色落ちや縮みなどが起きやすくなってしまいます。 

また洗濯機に入れることで、仕上がりがゴワゴワになったり、小じわが増えてしまったりすることも。 

とくに高級な衣類などは洗濯しないようにしましょう。 

逆に縮まない服や素材 

以下、逆に縮みにくい服や素材をお伝えします。 

1.ポリエステル 

基本的に、ポリエステルは表面がなめらかで縮みにくい素材です。 

またポリエステルは吸水性が高くないため、あまり水を含まず、乾燥時に発生する縮みなども少ないです。 

2.ナイロン 

ナイロンもシワになりづらく、絹のようななめらかさが特徴。 

そのうえ、洗濯による伸び縮みが少ないため、洗濯機で洗える素材としてよく知られています。 

3.アクリル 

アクリル100%の衣類もほとんど縮みません。 

ただし、アクリルは縮みづらいものの、伸びやすい面があるので、干すときは伸ばさないよう注意しましょう。 

生地・素材によっては縮まない! 

コインランドリーの洗濯機・乾燥機はパワフルな分、洗浄力は強いけど、縮みが気になる方もいると思います。 

しかし生地や素材によっては、ほとんど縮みが発生することはありません。 

縮みが気になる方は、洗濯表示をしっかり確認してから、コインランドリーの洗濯機・乾燥機を利用するようにしましょう。 

 

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